実験室,熱帯魚,アクアリウム,通性嫌気性ろ過,レッドビーシュリンプ

実験No.5 レッドビーシュリンプ通性嫌気ろ過水槽実験

(レッドビーシュリンプを脱窒水槽で長期維持できるか!?)

 

第7水槽でレッドビーシュリンプが、過密気味になってきたので、新しく水槽を立ち上げようと思いますが、第7水槽の場合稚エビがいると、底砂の汚れを吸い出しながらの水換えは非常にやりにくく、稚エビを吸い出す可能性が高いのと、底砂が白っぽい色の為レッドビーシュリンプの色が飛びやすい。
その為、レッドビーシュリンプ飼育の色々なホームページを見て回ったのですが、ソイルの使用では繁殖は容易であるが、長期維持が難しいようですし、ベアタンクでの飼育もありますが、現在私のところで空いている水槽といえば、第3の17cmキューブ水槽(これは、小さすぎるし、孵化水槽なので使用不可)と、第8の45cm水槽であるが、この水槽は底面が白く、色とびの原因になるのでベアタンクでの使用不可。
上記の問題をクリアするにはと、色々考えてみると、脱窒水槽しかないという結論になってしまいました。
今まで何度も脱窒水槽実験をしてきた訳ですし、他のホームページではレッドビーシュリンプの脱窒水槽を今のところ見た事がない(もっと探せばあるかもしれないが・・・)という事で、レッドビーシュリンプを脱窒水槽で長期維持出来るかの実験を始める事にします。

 

レッドビーシュリンプ脱窒水槽のきっかけは稚エビ

レッドビーシュリンプ脱窒水槽のきっかけは稚エビ

 

 

 

 

 

 

 

実験No.5 レッドビーシュリンプ通性嫌気濾過水槽実験記事一覧

10月10日(日)これより、以前使用していて、飼育魚が入っていないまま底面濾過を作動させていた水槽の、リセットを始めます。とりあえず水を抜き、水槽を軽くします。45cm水槽ですので、水を抜けば一人で持つ事が出来るので、風呂に持って行き底砂を洗い、将来必要になった時の為に、水を切り袋に入れておきます。ガラス面に生えた黒ヒゲをおとし、底面濾過器の汚れをブラシでおとします。水槽全体の汚れを取り、きれいに...

11月1日(月)PH7.3、亜硝酸0.3mg/g未満。とりあえず、亜硝酸の危険はなくなったので、第7水槽から1.3〜2cm位の個体32尾を移動させた。第7水槽がPH7.0、第8水槽がPH7.3なので、0.3の差があるが大した差ではないし、水温が両方とも25℃で温度差もないので、軽く水合わせしただけ。第7水槽の底砂は、白っぽいのでレッドビーシュリンプの赤が薄くなっているが、水合わせ用のプラケも白いの...

12月3日(金)抱卵個体を3尾確認。[この中に抱卵個体が3尾]12月5日(日)PH7.1、亜硝酸0.3mg/g未満、硝酸塩5mg/g、GH4。11月29日に塩を添加したので、総硬度(GH)が上昇している。[現在の第8水槽]12月12日(日)PH7.1、亜硝酸0.3mg/g未満、硝酸塩3mg/g、GH5。いまだに、総硬度(GH)が上昇している。アメリカン・スプライトが、よく伸びている。稚エビは、今の...

1月3日(月)PH7.0、硝酸塩3mg/g、GH5。今のところ、第7水槽と比べると餌の量がかなり少ないので、硝酸塩の発生量が少ないが、硝酸塩が増えないところをみると、脱窒がうまくいっているものと思われる。アメリカン・スプライトが伸びすぎて、下の方は影になっている。抱卵個体を4尾確認。体長約2mmの稚エビ(写真の丸で囲んだところにいる)も1尾確認。爆殖の予感・・・。インフゾリアの素を指定量添加。[ア...

2月6日(日)PH6.9。アメリカン・スプライトは、相変わらずジャングル状態。インフゾリアの素を指定量添加。[アメリカン・スプライトのジャングル]2月15日(火)普段は、水槽のあっちこっちに散らばっているレッドビーシュリンプ達も、餌を水槽の前の方に与えると、写真のように集合。繁殖については、第7水槽の方がスピードが速かったように思うが、今の時期は第7水槽の繁殖スピードも鈍っており、環境面からいえば...

3月6日(日)PH6.9。今日は、熱帯魚を飼育している友人が、水草が欲しいというので、アメリカン・スプライトを2/3程お持ち帰り頂いた。これで、上層部がかなりすっきりしたので、どんどん抱卵の舞を舞ってもらいたいものである。南米ウイローモスが、アメリカン・スプライトの影になっていたので、かなり減ってしまった。インフゾリアの素を指定量添加。[かなりすっきりしたアメリカン・スプライト]3月13日(日)P...

4月3日(日)PH6.8。レッドビーシュリンプ達の火傷防止にと思い、エアーストーンの上にヒーターを設置していたが、エアーの当たる部分にモサモサと黒ヒゲが生えている。インフゾリアの素を指定量添加。[ヒーターに黒ヒゲが・・・]4月10日(日)PH6.9、亜硝酸0.3mg/g未満、硝酸塩5mg/g、GH6。10リットル換水。大きい個体が1尾☆になっていた。サイズからいって、寿命かもしれない。最近この水槽...

5月1日(日)PH7.0。レッドビーシュリンプが、1尾☆になっていた。スネールがあまりに多く、レッドビーシュリンプの餌に集まってきたところを、手で60匹程捕まえ処分した。インフゾリアの素を指定量添加。5月8日(日)PH6.9。レッドビーシュリンプが、1尾☆になっていた。5月1日に、スネールを60匹程捕まえたにもかかわらず、相当数がまだ居る。まだあまりにも多いので、レッドビーシュリンプに与えた餌をス...

6月5日(日)PH7.2。流木に南米ウイローモスを巻き付けたものは、糸が切れて糸がバラバラになった。南米ウイローモスは、ほぼ活着したようだ。13尾まで減ってしまったので、第7水槽から17尾移し30尾にしたが、元からこの水槽に居たものと第7水槽から移したものとでは、色が随分違います。元からこの水槽に居たものは真っ赤ですが、第7水槽から移したものは赤がかなり薄いです。やはり、底砂の色のせいでしょう。イ...

7月3日(日)PH7.0、水温24.5℃。これといって変わりは無い。☆になるものもいない。抱卵エビもいない・・・。インフゾリアの素を指定量添加。[変わり無い第8水槽]7月10日(日)PH7.0、水温25℃。南米ウイローモスは、なかなか感じよくなってきた。スポンジ・フィルターの上の方は、黒ヒゲが生えている。相変わらず、スネールが多い。プラナリア1匹が、ガラスを這っていたので、スポイトで吸い出した。イ...

8月8日(月)PH6.8、水温27℃。相変わらず、南米ウイローモスに生えている、緑色の糸状のコケ(アオミドロ)が伸びてきた。スネールも多いが、プラナリアがガラス面や底砂の上で目に付く。プラナリア大3匹をスポイトで吸いだした。インフゾリアの素を指定量添加。[現在の第8水槽]8月12日(金)プラナリアが増えてきたので、プラナリア捕獲器(自作・小技室のプラナリアの捕獲方法参照)をセットした。プラナリアの...

9月4日(日)PH7.1、水温24.7℃。レッドビーシュリンプは、なんとか3尾居るようである。南米ウイローモスは、いい感じになってきたが・・・しかし、ガラス面には、スネールの稚貝や卵が沢山あり、プラナリアも這っている。レッドビーシュリンプの餌をかなり減らしたので、スネールやプラナリアは、今後減っていくものと思われるが、全滅までは無理でしょう。インフゾリアの素を指定量添加。[南米ウイローモスはいい感...

10月22日(土)PH7.0、水温24.5℃。10月14日に退院はしてみたものの、入院中に溜まっていた事を少しずつこなし、気力なく水槽関係は餌やりのみの日が続いていたので、水槽の中をよく観察する事も無かった。久しぶりに、この第8水槽をじっくり見ていると、底面ろ過のエアーリフトからエアーが出ていない。エアーポンプをつついてみると、少しだけエアーが出てすぐに止まってしまう。今、エアーポンプを分解してみ...

11月7日(月)PH7.1、10リットルの水換え。餌を少なくしているので、スネールの数は減ってきたが、相変わらずプラナリアが多いので、プラナリアの餌にもなる底砂のヘドロを吸い出しながら、水換えを行なった。スネール10匹程とプラナリア50〜60匹を ヘドロと一緒に吸い出した。水換え時にレッドビーシュリンプの数を数えると、10尾しかいない。その内抱卵している個体は2尾。南米ウイローモスが、よく伸びてき...

12月5日(月)PH計故障の為、測定不能。先月抱卵エビを確認しているが、このまま稚エビが見られないようであれば、リセットしたい気分になってきました。[稚エビは見られない]12月11日(日)PH計故障の為、測定不能。未だ、稚エビ確認できず。12月20日(火)やっとPH計を購入してきたので、測定しました。PH6.9。未だ、稚エビ確認できず。正面のガラス面にも、茶コケが生えてきました。[正面のガラス面に...

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