実験No.3 新規セット水槽の立ち上げからレッドビーシュリンプ導入まで
6月6日(日)
今日、知人から約30尾のレッドビーシュリンプを頂いてきました。とりあえず飼育日記に書いているように、第4・5水槽へ簡単な水合わせの後、移しました。
早速、以前使用していた第7水槽をきれいに洗って、パイロットフィッシュを使わず水槽を立ち上げる事にします。
まず、底面濾過45cm用をセットし、川砂を敷き、水を入れ、エアーポンプを作動させ、流木を入れ、照明をリフトアップさせ点灯、パワー○ウダー(バクテリアの素)を規定量添加し(本当は、バクテリアの素を使用したくなかったのですが、そろそろ暑い夏がやって来るので、第4・5水槽の様に高い位置にあり、少水量の水槽では高水温になる恐れがあるので、早く立ち上げたい為やむなく使用)、セット完了。
[左が第4・右が第5水槽]
[第5水槽のレッドビーシュリンプ]
[第7水槽とりあえずセット完了]
パイロット・フィッシュなしで水槽セット時のデータ
第7水槽(レッドビーシュリンプ水槽) |
|
---|---|
水槽 | 45cm水槽 45cmx30cmx30cm 35リットル水槽 |
濾過装置 |
底面式濾過器 45cm用x1 |
底砂 | 川砂(1〜2mm程度で少し貝殻が混じっている) 6kg |
照明 | 20wx2を他の水槽と共用(ライトリフトアップ) 1日8時間点灯 |
水 |
6日間エアレーションした水道水 |
酸素供給 |
エアーストーン |
水草 | ウイローモスとミクロソリウムを予定 |
添加物 |
パワー○ウダー(バクテリアの素) |
アクセサリー | 流木 |
水質・水温 |
PH7.4、亜硝酸0.3mg/g未満、硝酸塩0mg/g、 |
6月7日(月)
第7水槽PH7.4、水温26℃。
6月8日(火)
第7水槽PH7.4、亜硝酸0.3mg/g未満。
第4水槽のレッドビーシュリンプが、3尾☆になっていた。水合わせが悪かったような気もしますが、第5水槽が1尾も☆になっていないところをみると、丸洗いが悪かったような気もします。
6月13日(日)
第7水槽PH7.4、亜硝酸0.6mg/g。
水槽セット後1週間で、亜硝酸が増え始めました。
エアーポンプを購入して来ましたので、スポンジフィルターを取り付け、作動させました。
エアレーションも行ない酸素を水の中に十分に溶け込ませます。(硝化バクテリアは好気性の為、酸素を必要とします)
パワー○ウダー(バクテリアの素)を規定量添加しました。
[スポンジフィルターを設置・作動]
6月14日(月)
今日は、予定していた水草を水槽に入れます。
セット時に入れていた流木に、ミクロソリウムを茶色い木綿糸で結びつけ活着させます。第2水槽のウイローモス付き流木の小さい方を導入しました。
これでは、ちょっと寂しいので、第1水槽で浮き草になっていたアメリカン・スプライトを向かって左に植え、左奥のスポンジフィルターがあまり見えないようにしました。
濁りはかなり取れましたが、水の色がやや黄色っぽくなって来ました。これは、流木のアクの色が出て来たものと思われます。
[水草を導入]
6月15日(火)
第7水槽PH7.3、亜硝酸1.0mg/g、GH3。
毎日実際にレッドビーシュリンプに与える予定の量より多めに餌を投入しているので、亜硝酸がどんどん上昇しています。
硝化バクテリアが、活発に増殖している証拠です。
PHを下げる為、以前実験室で使用していたブラックピートを2袋入れてみました。1回使用したものなので、効果はあまり期待しない事にします。
6月17日(木)
第7水槽PH7.3、亜硝酸2.0mg/g。
ブラックピートを入れた為、水の色はかなり黄色くなりましたが、PHは下がってくれません。
亜硝酸が増え、水の透明度が増してきました。
6月20日(日)
第7水槽PH7.2、亜硝酸3.3mg/g以上、水温27.5℃。
生体が入っていてこれだけ亜硝酸が増えると、かなり☆になってしまうので、もっと亜硝酸が少ない時点で水換えしなければなりませんが、生体が入っていないので、このまま水換えなしで亜硝酸が下がるのを待ちます。
ウイローモスが少ないので、水槽の前景に丸めて沈めました。
[水が透明になっても亜硝酸は大量にあります]
6月23日(水)
第7水槽PH7.2、亜硝酸0.8mg/g、水温27℃。
毎日レッドビーシュリンプの餌となる物(現在はバクテリアの餌)を投入していますが、冷凍赤虫や冷凍ミジンコ・カラシン用の顆粒状の餌はきれいになくなりますが、コリドラス用タブレットやプレコ用タブレットは、ふやけたまま残っていますので、分解を早くする為インフゾリアの素を規定量添加しました。
亜硝酸は、あと1〜2日程度で無くなるでしょう。
6月24日(木)
第7水槽PH7.2、亜硝酸0.3mg/gと0.3mg/g未満の間の色、GH3、硝酸塩5mg/g、水温27℃。
硝酸塩も発生し、亜硝酸が後一歩というところでしょうか。
流木とブラックピートを入れている為、水の色がブラックウォーターを入れたような色になっています。
ブラックピートのPH降下はこれ以上期待せず、色が付くので2袋共取り出し、色抜きの為活性炭を2袋入れておきます。
[左が亜硝酸・右が硝酸塩]
[水の色が茶色]
6月26日(土)
第7水槽PH7.2、亜硝酸0.3mg/g未満、水温26.5℃。
亜硝酸が0.3mg/g未満(ほぼ0)になったので、レッドビーシュリンプを第7水槽へ導入したいと思いますが、全滅回避の為第4水槽(PH6.6、水温26℃)のCRSのみ第7水槽へ移動させる事にします。
第4水槽は、そのままミナミヌマエビ水槽に戻りました。
知人のところから第4・5水槽への導入時に、いつもの手抜き水合わせをした事が、3尾☆になった可能性もあるので、今回の移動には2時間かけて水合わせをしました。
水合わせの時に数えてみると、14尾のレッドビーシュリンプを確認しました。
水合わせ中にレッドビーシュリンプの色が、赤いものも数尾いるのですが、茶色くなってしまいました。
早く第7水槽に慣れて元の色になり、早く繁殖してもらいたいものです。
ただこの時期は暑いので、繁殖はまずないと思います。
とりあえず無事にこの夏を乗り切ってもらいたいものです。
今のところこの第7水槽は28℃を超えていませんが、万全を尽くし冷却ファンを取り付け、蛍光灯に連動するようセットしました。
活性炭のお蔭で、水の色も無色に近くなってきました。
これでとりあえず、レッドビーシュリンプの導入まで行ないました。
この後どうなるか今後も掲載していきます。
[導入直後のレッドビーシュリンプ左上のは赤いが右下の2尾は茶色くなっている]
[レッドビーシュリンプを導入し冷却ファンを取り付けました]