実験,熱帯魚,アクアリウム,レッドビーシュリンプ,パイロットフィッシュなし,水槽立ち上げ

実験No.3 PF無しで水槽立ち上げ後のレッドビーシュリンプ導入後とまとめ

6月28日(月)
現在のところ第7水槽(水温:高26℃・低24℃)では、☆になった個体は見つかっていませんが、第5水槽(水温:高28℃・低26℃)で1尾☆になってしまいました。
やや高温になり酸素不足も考えられるので、第5水槽でエアレーションを始めました。

 

 

 

全レッドビーシュリンプ導入

 

7月4日(日)
第7水槽PH7.2、水温:高27.5℃・低24.5℃。
第5水槽PH6.6、水温:高29℃・低26℃。

 

6月26日に第4水槽からレッドビーシュリンプを第7水槽に移し、1尾も☆にならなかったので、高水温になる第5水槽のレッドビーシュリンプを約2時間の水合わせの後、第7水槽へ移動させました。
移動時に数えると14尾でした。
合計28尾になりました。
この中に28尾のレッドビーシュリンプがいる
[この中に28尾のレッドビーシュリンプがいる]

 

 

 

レッドビーシュリンプの乱舞・抱卵

 

7月10日(土)
第7水槽PH7.3。活性炭のせいか、PHがやや上昇。

 

今日は昼間に、レッドビーシュリンプの乱舞が見られました。
他のレッドビーシュリンプを飼育している人によると、乱舞の後抱卵する事が多いそうです。
最近、水温が繁殖に適温と言われる24〜26℃を保っているので、その気になったのかもしれません。

 

 

 

7月12日(月)
赤が濃い色の雌が、抱卵している個体を見つけました。
レッドビーシュリンプの抱卵個体
[レッドビーシュリンプの抱卵個体]

 

 

 

7月13日(火)
第7水槽 水温:高27℃・低25℃。

 

今日も、レッドビーシュリンプの乱舞が見られました。
その時乱舞をしていない個体を見ていると、2尾目の抱卵個体を見つけました。
この個体は、赤い色が薄いです。
この時思ったのですが、抱卵個体は乱舞に参加しないようなので、沢山の個体が乱舞している時に、落ちついて底の方で餌を探したり、食べたりしている個体を探せば、抱卵個体を見つけやすいようです。
レッドビーシュリンプの乱舞(抱卵の舞)
[レッドビーシュリンプの乱舞(抱卵の舞)]
2尾目の抱卵個体
[2尾目の抱卵個体]

 

 

 

7月17日(土)
3尾目のレッドビーシュリンプの抱卵個体を見つけました。
一緒に撮れた2尾の抱卵個体
[一緒に撮れた2尾の抱卵個体]

 

 

 

7月18日(日)
第7水槽PH7.3、水温:高27℃・低24℃。

 

冷却ファンを回しているので、早く水が減る為足し水を行ないました。
今後も冷却ファンを回している間は、週1回程度の足し水を行なう予定です。

 

 

 

7月19日(月)
餌を水槽前面付近だけに与えてレッドビーシュリンプ達を前の方におびき寄せ、抱卵個体を数えると合計6尾の抱卵個体を見つけました。
餌に集まってきたレッドビーシュリンプ達この中に4尾の抱卵個体がいます
[餌に集まってきたレッドビーシュリンプ達この中に4尾の抱卵個体がいます]

 

 

 

7月22日(木)
今日も、レッドビーシュリンプの乱舞が見られました。

 

 

 

7月24日(土)
第7水槽PH7.2、水温:高28℃・低25℃。

 

抱卵個体は減ったように思えますが、レッドビーシュリンプの稚エビは今のところ発見できていません。
稚エビは、孵化直後は透明で、発見しにくいそうです。
計算上は、孵化までまだ10日以上かかると思われます。

 

 

 

7月29日(木)
第7水槽PH7.3、水温:高28.5℃・低25℃、亜硝酸0.3mg/g未満、硝酸塩10mg/g、GH3。

 

コリドラス水槽と比較すると、硝酸塩の上昇は非常にゆるやかに思われます。これは、餌の量がコリドラス水槽と比較すると、かなり少ない為と思われます。
稚エビが孵化する前に換水しておいた方がいいと思うので、8リットル換水しました。
活性炭もそろそろ限界に近いと思われるし、ゴミが溜まりやすいので廃棄しました。
活性炭廃棄換水後
[活性炭廃棄換水後]

 

 

 

7月30日(金)
今日もレッドビーシュリンプの乱舞が見られました。

 

 

 

○まとめ
この実験で、パイロットフィッシュを使わなくても、魚の餌などの有機物を水槽内に入れてやる事により、硝化バクテリアを殖やし、飼育魚に適した水を作る事ができる事がわかりました。
注意 : 亜硝酸が一旦増えた後、治まってから、もう大丈夫と思い大量の飼育魚を一度に入れると、またアンモニアや亜硝酸が上昇し、危険な状態になりますので、十分な注意が必要です。(目安としては、今まで毎日添加していた餌などの有機物の量と、飼育魚を入れてからの毎日添加・排出される有機物の量を比較して、今までより多くなると危険となります)
最低限、亜硝酸の試験薬は必要です。

 

どんな飼育魚や飼育環境に対しても、絶対大丈夫という事はいえないかもしれませんので、実践される場合は、自己の責任において実施されますようお願いします。

 

とりあえず、パイロットフィッシュ無しでの水槽立ち上げは、今のところ☆になる個体もなく、成功したものとして終了します。
第7水槽の今後は、飼育日記に載せていきます。

 

 

この実験の今後は、下の「飼育日記2004年7月」ボタンリンクからご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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