実験室No.1 日記(2001年12月)
12月5日(木)
ある専門店で、年末の売り出しが始まったので早速行ってみた。
第7・第8水槽、特に第7水槽に緑のコケがけっこう生えているので、カラー石巻貝3匹とアマゾンソード2株を購入。
水合わせをして、PH7.9の第7・第8水槽へカラー石巻貝を各1匹と第6水槽へ1匹導入。
第8水槽のアマゾンソードが、最初から黒ヒゲの生えたものを植えたので、どんどん黒ヒゲにやられカットしたため、新芽が少し残るだけになっているので、第2水槽の後ろの方であまり光が当たらないところに植えてあった、あまり勢いは無いが、黒ヒゲの生えてないアマゾンソードと植え替えた。
[カラー石巻貝]
12月6日(金)
第8水槽(嫌気ろ過)PH7.9、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩25mg/リットル、うーん・・・調子がいい。
第7水槽(一般式)PH7.8、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩35mg/リットル、また硝酸塩が少し上がっているが、水換えはしない。
ブラックピートのおかげか、やっとペーハーが下がりだした。
あいかわらず、第8水槽の水の色は茶色で、第7水槽の水の色はやや黄色になっているだけ。
第8水槽は、ヒーターカバーとハイドロフィラ・ポリスペルマに黒ヒゲが残っている。
第7水槽は、ハイグロフィラ・ポリスペルマとアメリカン・スプライトにかなりの緑のコケが残っているが、ガラス面の左上の方は、少しだけカラー石巻貝が食べたようである。アメリカン・スプライトは、第8水槽が水面上に伸び、横にもかなり繁っている。一般式は、上には少し伸びているが、横にはあまり繁っていない。
ハイドロフィラ・ポリスペルマの伸びは、第8水槽はアメリカン・スプライトの陰になり光が良く当たらないせいか、伸びが悪い。第7水槽は、光がよく当たるせいか良く伸びている。
第8水槽にインフゾリアの素を薄く撒き散らした。昨日アマゾンソードの移植のため、底砂をさわったので嫌気性還元バクテリアを2cc投与。
12月8日(日)
両水槽共PH7.8、なかなかペーハーが下がらないので、ブラックウォーターを15ccずつ投入し、ペーハー降下剤を4ccずつ投入。
5分後に測定すると、第8水槽(嫌気ろ過)がPH8.0、第7水槽(一般式)がPH7.9・・・また戻っているどころか少し上がっている??? どういうことなのか。
たしかに、大磯砂には貝殻や珊瑚のかけらが含まれているので、それらが溶け出しペーハーが上がるとは聞いているが、これでは当分下がらないようである。
12月9日(月)
ブラックウォーターとペーハー降下剤を投入から約24時間後にペーハーを測定すると、第8水槽(嫌気ろ過)がPH7.8、第7水槽(一般式)がPH7.7・・・あれっ !! 今度は下がっている、どういうことだろう・・・・・・わからん ?????? しかし、第8水槽と第7水槽のブラックピートを入れ替えたにもかかわらず、第8水槽は今まで通り茶色で、第7水槽も今までどうり少し黄色。
ということは、製品のばらつきではなく水質の違いで、第8水槽の方が分解能力が高いという事になるのでしょうか。
第8水槽のヒーターカバーのコケは、カラー石巻貝が食べてしまいコケが無いので、カラー石巻貝をコケの多い第7水槽に移動した。
[右が第7、左が第8水槽]
12月12日(水)
第2水槽(水草・混泳水槽)で、ハイドロフィラ・ポリスペルマに無数の穴が開いていた原因は、オトシンクルス・ネグロによる食害だとわかったので、第2水槽から両水槽に各1尾移動させた。
第7水槽に小さな浮遊物が目立つので、P○B3cc投与。
12月14日(金)
第8水槽(嫌気ろ過)PH7.9、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩60mg/リットル、かなり上がっているので8リットルの換水。水を入れる時砂が少し掘れたので、嫌気性還元バクテリア2cc添加、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
アメリカン・スプライトが伸びすぎ、下の方にある水草が陰になるので、カットし1本をこの水槽に植え、残り2本を第2水槽(水草・混泳水槽)に植えた。
小さい名前のわからない浮き草が、いつのまにか増えたので、ゴミ取り用の網ですくい取った。
第7水槽(一般式)PH7.6、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩55mg/リットル、小さいゴミがけっこう水中を舞っている。8リットルの水換え。抜いた水は、かなり茶色になっている。底砂に、分解されていないゴミがかなり溜まっているのだろう。
緑コケの生えた水草をカット。
両水槽共に、硝酸塩が急上昇したのは、たぶん餌のためと思われる。
以前他のホームページで、ヒ○リキャットをコリドラスが喜んで食べるというのを見たため、買ってきたのですが、あまり大人のコリドラスが食べてくれなかったので余っていたが、稚魚に与えると良く食べるものだから、1日1粒ずつ与えていたからかもしれないので、与えない事にする。
このヒ○リキャットは、底棲肉食魚用なので、動物性の餌であるから臭いからして、いかにも水に悪そうという感じである。
[第8水槽に増えた浮き草]
[右が第7水槽、左が第8水槽]
12月17日(月)
専門店でミナミヌマエビを購入してきたので、両水槽へ5尾ずつ導入。これでアメリカン・スプライトの緑コケが少しでも減ってくれるといいのだが。
第2水槽(水草・混泳水槽)用に買ってきたマツモが少しあまったので、両水槽へ植えた。
カラー石巻貝の本当の名前は、貝図鑑によりシマカノコガイとわかった。
12月21日(金)
第8水槽(嫌気ろ過)のミナミヌマエビが1尾☆になった。やはりペーハーが高いからだろうか ?
それともコケがほとんど無いために、餌を食べられなくて餓死したのだろうか ?
第6水槽(やんちゃ水槽)に居るシマカノコガイが、コケを食べ尽くしたので、一般式に移動。これで第7水槽(一般式)のシマカノコガイは、3匹となる。
第8水槽PH7.8、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩25mg/リットル、水換えはしない。
第7水槽PH7.6、亜硝酸0.2mg/リットル、硝酸塩50mg/リットル、やはり小さいゴミがけっこう水中を舞っている。8リットルの水換え。抜いた水(底砂をザクザクやりながら排水ホースで抜いた)は、かなり茶色で汚れている。
12月23日(日)
第7水槽のミナミヌマエビが1尾☆になった。
第8水槽(嫌気ろ過)と第7水槽(一般式)に9/7孵化のアルビノ・コリドラスの稚魚をそれぞれ10尾ずつ入れていたが、そろそろペーハーも目標の7.5まではいかないまでも下がってきたので、稚魚達を第5水槽(稚魚水槽)と、専門店へ移動させ、第8水槽にCo.デュプリカレウス5尾と、第7水槽にCo.ステルバイ4尾を移動させた。
専門店で購入してきたラミィノーズ・テトラを各2尾とミナミヌマエビを各6尾導入した。
ラミィノーズ・テトラを導入したのは、水質が悪くなれば鼻先の赤色が少なくなり、水質がよければ鼻先の赤色が多くなるのではないかという事で、見ただけである程度水質がわかればいいな、というおうちゃく心から導入を決意したわけです。(そんなに大げさな事ではないが !!)
現在の第8水槽PH7.7、第7水槽PH7.6、まだ7.5まで下がっていないが、もう待ちきれない。7.5まで待つように言われて、もう2ヶ月も経つのだから。しかし、よく2ヶ月も辛抱強く待ったものだ。
一般式のガラス面に生えている緑のコケは、シマカノコガイ(写真を撮ったがかなりピンボケ!(^o^; このデジタルカメラにまだあまり慣れていないもので)によってかなり少なくなってきた。水草に生えている緑コケは、ミナミヌマエビに頑張ってもらおう。
[シマカノコガイ]
12月24日(月)
第8水槽(嫌気ろ過)のCo.デュプリカレウスは、餌を与えてもなかなか食べず、ほとんどひとかたまりになってじっとしている事が多い。
第7水槽(一般式)のCo.ステルバイは、餌を与えるとすぐに食べてしまい、食後はいつものように水槽中をうろうろと泳ぎまわっている。
これは、アイバンド種と非アイバンド種の性格の違いからだろうか ? でもCo.デュプリカレウスは第1水槽(コリドラス混泳水槽)に居た時は、餌を与えるとすぐに食いついていたのに !! 水が茶色いのでアマゾンの水のようで随分落ちついてしまったのか ???
両水槽共ラミィノーズ・テトラは、最初のうちは、底の方でじっとしている事が多かったが、今日になるとけっこう元気に泳ぎ回っている。
第8水槽にインフゾリアの素を薄く撒き散らした。
12月26日(水)
第7水槽(一般式)のラミィノーズ・テトラが1尾☆になった。昨日夜見たときは、元気だったのに・・・。
早速、ペーハーと亜硝酸と硝酸塩を測ってみると、PH7.6、亜硝酸0.2mg/リットル、硝酸塩35mg/リットルで、問題ないと思う。
水合わせか何かで弱っていたのかもしれない。
ミナミヌマエビも2尾☆になっていた。水に慣れてくれば、なかなか死なないと思うのだが。
第8水槽(嫌気ろ過)PH7.9で、今のところミナミヌマエビが1尾☆になっただけで、第7水槽はラミィノーズ・テトラ1尾、ミナミヌマエビが3尾☆になった。
12月27日(木)
第7水槽(一般式)のラミィノーズ・テトラが昨日1尾☆になったので、専門店に行きラミィノーズ・テトラを6尾購入。
水合わせをして、第8水槽(嫌気ろ過)に1尾、第7水槽に2尾導入し、各3尾ずつにした。残りの3尾は、第2水槽(水草・混泳水槽)へ導入し5尾になった。5尾が一緒になって泳ぎなかなか良いものである。
第7水槽のミナミヌマエビが1尾☆になったので、第2水槽から3尾移動した。
シマカノコガイを1尾第6水槽(やんちゃ水槽)に移した。
12月28日(金)
第8水槽(嫌気ろ過)PH7.7、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩60mg/リットル。
第7水槽(一般式)PH7.5、亜硝酸0.1mg/リットル、硝酸塩55mg/リットル。
両水槽共、硝酸塩がかなり上昇している。
魚を大きいものと変えたので、食べる餌の量や糞の量が多く、上昇したものと思われるが、第8水槽は1尾多いのでなおさらであろう。
急激な有機物の増加に、嫌気性還元バクテリアが追いつかなかったのだろう。
第8水槽は、8リットルの換水の後、嫌気性還元バクテリア2cc添加、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
第7水槽は、8リットルの水換えの後、P○Bを2cc添加。
12月29日(土)
第7水槽(一般式)のラミィノーズ・テトラの1尾の右目が、腫れて飛び出している。
専門店に電話で問い合わせたところ、網ですくった時の傷が原因か、水質悪化が原因の可能性が高いとの事であるが、他の魚に移る病気ではないとの事なので、隔離しない事にする。
12月30日(日)
第7水槽(一般式)の、昨日右目が腫れていたラミィノーズ・テトラが、早朝両目が腫れて底に沈んでいた。☆になってしまった。
残念、もう1尾鼻先が赤くならない個体が居るが、大丈夫だろうか ?!
結局その個体も昼過ぎに、☆になってしまった。
この水槽は、エビやラミィノーズ・テトラにとって良くないのかもしれない。
だけど、Co.ステルバイは、餌食いが良く元気である。
しかし、第8水槽(嫌気ろ過)のCo.デュプリカレウスは、相変わらずじっとしていておとなしい。餌を与えてもいまだに食いつきが悪い。少し時間が経てばいつのまにか餌は、無くなっているのだから食べない訳ではない。
第7水槽の水槽ガラス面に生えた緑コケは、ほぼ無くなったのでシマカノコガイを1尾第2水槽(水草・混泳水槽)へ移した。
ミナミヌマエビの働きだろうと思うが、水草に生えていた緑コケもきれいに無くなった。
第8水槽のアメリカン・スプライトが、かなり伸びていたので少しトリミングした。