飼育日記2001年 熱帯魚の飼育を始める きっかけ・始まり・試行錯誤・小さな野望
きっかけ
そもそも私が熱帯魚を飼う事になったきっかけは、トルマリンセラミック活水器「アクアリバイブ」を発売する事になった時、トルマリン還元水が観賞魚の飼育に良いという話を聞いたからです。
まず、飼育魚の育ちが良くなり、元気になるという事と、コケが発生しにくく、水槽の掃除が楽で、魚の入った水槽の水があまり臭わない。もちろん人間が飲んだり風呂に入る事で健康にも良いという話なのです。 私のところにも「アクアリバイブ」を取り付けてあるので、それじゃ まず金魚を飼おうと思い、熱帯魚を飼っている知人のYさんに話したところ「どうせ金魚を飼うんだったら熱帯魚を飼えばいいじゃないか」と言われたので、「熱帯魚は飼うのがむずかしく、お金もかかるんじゃないか」と言ったのですが、「簡単だし、2万円もあれば、60cm水槽から魚まで一式そろうから大丈夫」という言葉をつい信じて熱帯魚を飼う事になったのでした。
ただ、後でわかった事ですが、Yさんは、自分ではほとんど熱帯魚の世話をせず、ほとんど奥さんにまかせきりの上、のめりこむ性格ではなく、かなり気分屋で、いいかげんな性格だったのです。
ですから私が、2001年6月下旬に熱帯魚を飼育し始めて、1ヶ月もしないうちに、飼育方法や水の事に対する知識をYさんに教える事となったのです。
始まり
2001年6月中旬 まず、簡単な熱帯魚の飼育本を購入し、ある程度基礎を勉強し、6月下旬60cm水槽セットと砂等を購入。本を見ながら、水槽を殺菌のため塩水で洗い、設置場所を慎重に選び(決めたはいいがコピー機がある。どこに置こうか。
階段下の物置に置こう。そうすると物置の中をかなり動かさなければならない。
それを真夜中に1人でやってしまいました)なんとか場所を確保し、なんとかセットし、(この時は、現在のように水槽を増やすつもりはなく60cm水槽1本のつもりでした)砂を洗い、飼育器具やアクセサリー等を設置し、水を入れ、コントラコロラインで塩素を中和しました。
これで、1週間待って、パイロットフィッシュを入れればいいな、パイロットフィッシュは何にしようかと考えていましたが、水槽セットから2日後に例のYさんが「熱帯魚を買いに行く」と言うので、勉強のため一緒について行きました。パイロットフィッシュは何にしようか、水草は何を植えようかと考えているうちに、Yさんは、「買う魚を決めたからおまえも早く決めろ」と言うではないですか。「セットしてまだ2日しか経ってないので、まだだめだ」と言ったのですが、「そんなの大丈夫だから早く決めろ」と言われ、その言葉を信じ、(何と言っても熱帯魚の先輩の言葉なのですから)まず、お店の水槽を見ていると、ドワーフ・グーラミィがきれいな上、飼いやすく、値段も安いという事で、1ペアと水草アマゾンソード、ミクロソリウム、スクリューバリスネリア、ピグミーチェーンサジタリア等を購入し、次の店へ行き、輸入グッピー2ペアとカーディナルテトラ10尾を購入し帰宅。
早速買って来たばかりの魚達を袋のまま水槽に浮かべ30分程温度を合わせ、次に袋の中に同量の水槽の水を入れ水質合わせを30分程行って、洗面器に魚を移し、網ですくい水槽へ入れ水槽セット後2日しか経ってないので魚と一緒に購入してきた好気性のバクテリアを水槽に入れ「元気に泳いでいるし、まあこれで安心かな」と思っていました。
試行錯誤
水を入れてまだ2日しか経ってないのに16尾も入れて何もない訳がないのでした。魚を入れて3日後、グッピーの1ペアが元気がないと思っていると、その日のうちに☆になってしまいました。(☆は、死んで星になった事を意味します)
それから2日後、ドワーフグーラミィの雌が元気がない。その上白点病のようである。
早速30cm水槽とメチレンブルーを購入し、ベアタンクでセット。(ベアタンクとは、砂の入っていない水槽の事)メチレンブルーを指定量入れ、隔離したのですが、数時間後には☆になってしまいました。
そのまた2日後には、ドワーフグーラミィの雄が☆になり、カーディナルテトラもポロポロと3尾が☆になってしまいました。
やはり、水ができていないうちに魚を入れたのが悪かったのでしょう。
数日後、またしてもドワーフグーラミィを飼いたいと思いお店に行ったところ、ネオンドワーフグーラミィが安く売られていたので、2ペア購入。
それまでにエサは一種類だけでは良くないと本やインターネットで勉強していたので、乾燥飼料や冷凍飼料と17cmのキューブ水槽セットを購入
。まだコケも生えていないのに、オトシンクルスとヤマトヌマエビを購入。
そうしているうちに、コリドラスは水槽のお掃除屋さんと本に書いてあったので、アルビノ・コリドラスを2尾購入。
後で、コリドラスは、水槽のお掃除屋さんではなく、底のエサしか食べられず、コリドラス用のエサをちゃんと与えていなければ痩せてしまうという事がわかったし、目がキョロキョロとしてかわいいものだと思うようになってきました。
7月ともなると、気温も高くなり、水温も30℃を超える日があるので、ライトリフトアップとファンを購入しセット。
何とか28℃位まで下げる事に成功。
小さな野望
水槽の水が出来上がってきて、魚が死ななくなってくると2本目の60cm水槽が欲しくなる。(もっと大きい水槽が欲しいが置く場所や水換えに手間がかかるのであきらめている)そうすると、置く部屋は変えないが今の位置には置けない。
慎重に考えた上窓際にずらりと並べようという事になり(窓際と言っても2階の部分が4.5m出ているので直射日光は当たらない)またまた棚やソファー、今まで置いていた台や水槽を移動。
7月下旬に60cm水槽を2段に置ける水槽専用台と60cm水槽セットを購入。
今度は水草水槽にしたいが、二酸化炭素添加までしなくてもよい簡単なものにしようと思い、専門店へGO。
ア○アソイル、パ○ーサンド、麦飯石を底砂用に購入。お店の人は、これで二酸化炭素添加なしでも大丈夫とレッドリーフバコパを勧められ、その言葉を信用して購入。
流木付ウォータバコパ、アナカリス、ハイドロフィラポリスペルマ、ロタラ、アマゾンソード、ピグミーチェーンサジタリア等を購入し帰宅。レッドリーフバコパを第1水槽(底砂は、南国砂中目6kg、麦飯石4kg)に少しと残りを今回の第2水槽へ植えてみた。数日経つと第1水槽のレッドリーフバコパの葉っぱが見事に溶けてしまい茎だけになってしまいました。
第2水槽はというと、少し葉が溶けているがなんとかもっているようである。もっと日数が経つと少しずつ伸びてはいるようで、水面まで伸びてしまったのでトリミングすると、切り口近くから新芽が出てくるが、実に茎が細い。
やはり二酸化炭素不足だろうか?でも伸びているからいいかなと思う。
2本目の水槽立ち上げには、第1水槽の砂を少しと、水を半分、分けて入れた。
それに伴い、カーディナルテトラ10尾とコリドラス・レウコメラス(俗に言うパンク)を4尾購入。
とりあえず、第1水槽へ入れる。
よく見ると、Co.レウコメラスの1尾が元気がなく、エラの付近が鬱血(うっけつ)状態と思われる。よくわからずに、隔離し、今後のトリートメントの事もあるのでエルバージュとグリーンFゴールドリキッドを購入し帰ると時すでに遅しで、☆になっていた。
今まで購入した中で一番高い800円もしたのに〜。
2日後、状況をお店の人に言うと網ですくう時か持ち帰りの時のスレでしょうとの事で、もう1尾購入。(割引をしてくれた)
8月に入ると、その専門店では8月いっぱい生体割引セールとあるので、少しずつコリドラスに興味を持ち始めた頃と重なり、ついついCo.アドルフォイ(のちにアドルフォイより背の黒い部分の広いデュプリカレウスとわかる)に目が行ってしまう。
1尾2000円・・・うーん考えるなあ。
水槽も増えた事だし第2水槽セット後1ヶ月をメドに購入目標とする。今のところコリドラスのオス・メスの見分け方もわからず、繁殖の事を考え4尾を予定。
ついでに繁殖用に40cm水槽セットと稚魚用(まだ卵も産まれてないのに)にと、30cm水槽セットを購入。