熱帯魚アクアリウム飼育日記(2002年5月)
5月1日(水)
第6水槽は、水漏れしていないかと思い見ると・・・漏れている。
やはり素人ではだめかもしれない・・・・・・やっぱり買ってこよう。
ゴールデンウィークセール中の専門店へ行くと、60cmワイド水槽60x45x45を安く販売していたので購入、これを第6水槽にしよう。
店内を見ていると、Co.スーパーシュワルツィーが2尾居るではないか、2尾共調子良さそうなので、2尾共購入した。
水漏れの水槽は、もっとコーキングを塗って、汲み置き水の水槽にしようかな〜。
大磯砂は、酸処理が終わるまで毎日かき混ぜる。
[水合わせ中のCo.スーパー・シュワルツィー]
[Co.スーパー・シュワルツィー横姿]
5月2日(木)
大磯砂の食酢が蒸発して砂の上の方が出てきたので、1.8リットル追加し今日もかき混ぜた。
第1水槽PH6.7、15リットルの水換え。
レッド・ルドウィジアの黒ヒゲの生えた部分をカットし処分した。
底面濾過直結の上部濾過器を外し(底面濾過とスポンジフィルターのみにする)、エアーダクトを取り付け・・・といっても容易ではなく、砂があるので、取り付け部分が砂を噛みなかなか取り付けられない。
そのため、砂を指で掻き分けていると、砂の中に溜まった汚れがみるみる広がり、昨日入れたばかりのCo.スーパー・シュワルツィーが、心配になるくらいになった・・・・・・と、書いている時水槽を見ると、他の魚達は元気に泳いでいるのに、そのCo.スーパー・シュワルツィーの1尾が、横になっている。
え〜本当に〜(水が汚れたために調子を崩したと思い)水槽に手を突っこむと、何故か暖かい(おかしい、何故暖かいのかと思いつつ)・・・水温計を見ると、な・なんと35℃(何故じゃー)・・・・・・サーモの温度設定をいじった覚えはないし、ふと見ると温度センサーが外に出たままになっている。
上部濾過器を外す時、ポンプの横の穴を通していたので、抜いて外に出したままになっていた。
あ〜あ、やってしまった。
すぐに8リットルの水を抜き、汲み置き水(19℃)を補充したが、まだ31℃だけどあまり急激に下げるのも良くないと思い、とりあえず自然に下がるのを待つ事にする。
話は前後するが、4月28日に通販で注文していた、Co.ガナシエ・ゴールドMサイズ2尾とCo.ゴッセイMLサイズ2尾が到着、到着したはいいが、入れる水槽を決めていなかった。
大慌てで第5水槽(稚魚育成水槽)の去年9月生まれのアルビノ・コリドラス(アエネウス・アルビノ)の若魚(約4cm)5尾を両親の居る第2水槽(水草・混泳水槽)へ移し、水合わせの後、4尾アエネウス・アルビノが、残っている第5水槽へ導入した。
しかし、先程のCo.スーパー・シュワルツィーは、ひっくり返ってはいるが、触れば動くので持ち直してほしいところだ。
もう1尾のCo.スーパー・シュワルツィーや他の魚は元気なのに。
それから約2時間後に見ると、☆になっていた。かわいそうな事をしてしまった。
皆さんは、くれぐれもこのようなミスはしないよう気をつけて下さい。
[通販で届いた]
[大きい方がゴッセイ、小さい方がガナシエ・ゴールド]
5月3日(金)
第5水槽(稚魚育成水槽)に入れていたCo.ガナシエ・ゴールドが、他のコリドラスと比べるとかなり小さいので、餌をなかなか食べられないかもわからないので、今年2月1日に孵化したCo.デュプリカレウスが居る第3水槽(孵化水槽)に移動させた。
ほぼ同じ位の大きさなので良いと思う。
第3水槽は孵化水槽のためベアタンクにしていたが、少し大きくなってきたし、4尾になったので、第5水槽の大磯砂(細目)を取り、薄く敷いてやった。
Co.ゴッセイは、去年9月生まれのCo.アエネウス・アルビノとほぼ同じ大きさです。
さあ、これからが大変、水槽の大移動である(同じ部屋の中ではあるが)。
まず、ソファーやテーブルを部屋から出し、今まで東側の窓際に置いていた全水槽を、北側の壁際に移動しなければならない。
重量分散のために、水槽を置く場所には、9mm厚(本当は12mm厚を使用すればいいのだろうが、9mm厚の物が2枚あったので使用)のコンパネを幅55cmに切って敷き、このままだと水がこぼれるとしみこむので、樹脂製の板をその上に敷き、電気のコンセントやエアーチューブを抜き、水も半分くらいずつ抜いて、先日セットしたラックも移動させ、さあ移動・・・実に重いものである。
それから、水を水槽に戻し、コンセントやエアーチューブを元に戻して・・・途中休憩しながら、約5時間の格闘でした。非常に疲れました。
皆さんは、水槽を置く場所は、じっくり良く考えて決めましょう。
移動時に第2水槽(水草・混泳水槽)9リットルの水換え。
しかし、配置換えをしたおかげで、今まで狭いと思っていた部屋が、広く快適なスペースになりました。
5月4日(土)
今まで、22リットルのバケツを汲み置き水用に使用していたが、今度第6水槽(60cmワイド水槽60x45x45、105リットル)を立ち上げると、水換え用の水が足りなくなるので、40cm水槽(24リットル)2本を汲み置き用に使用するため第6水槽を置く台(コピー台を使用)の下に設置し、水道からホースで給水、24時間以上エアレーションし、バスポンプで水槽へ給水する事にする。※(汲み置きをする場合、普通の水道水では、条件によりますが5日〜1週間位すると、水が腐ることが有りますので、ご注意下さい。トルマリン活水器「アクアリバイブ」を使用すれば、汲み置き1ヵ月後の水も飲め、なかなか腐りません)
コーキング失敗の60cmワイド水槽を汲み置き用に使おうかと思っていたが、第6水槽を置く台の下には入らないし、他に置くところも無いので、40cm水槽(24リットル)2本を使用する事になった。
5月5日(日)
最近、第2水槽(水草・混泳水槽)のラミィノーズ・テトラの1尾が、口が変形したようになり、右目が腫れている。
カーディナル・テトラの1尾も右胸鰭に、白い線のような寄生虫のようなものがついている。
その上、左胸鰭近くに水疱のようなものが出来ている。
専門店に相談したところ、魚にはけっこう寄生虫が居て濾過が悪いような時に出てくる事があるそうだ、考えてみると上部濾過は、忘れてしまうほど掃除をしていなかった。
専門店から帰り、上部濾過器のふたを開けてみると、ウールマットは茶色、底の濾過材を入れてあるところを見ると、底砂がソイル系なのでドロドロ状態、これはやばそうだという事で、濾過槽ごと取り外し、今日は忘れないように温度センサーを水槽の中に入れ、マットや濾過材を飼育水ですすぎ洗いをした。
水槽の水は、PH6.9、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩15mg/リットル、データ的に問題ないし、濾過槽を掃除したので、あまりバクテリアを減らすと良くないので水換え無し。
[ドロドロの上部濾過槽]
5月7日(火)
第2水槽(水草・混泳水槽)のラミィノーズ・テトラやカーディナル・テトラに寄生虫のようなものが鰭に付いているので、水草水槽であるにもかかわらず、海洋深層水の塩を大さじ1杯飼育水に溶かし投入した。
さてどうなることやら。
5月8日(水)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)PH6.6、18リットルの水換え。
5月2日の水温35℃事件の時、上部濾過を取り外した後のエアーダクト取り付け時に、底砂を掻き混ぜてしまったため、硝化バクテリアが汚れを分解し、硝酸塩が溜まったのだろうと思われるが、5月2日に結果的に23リットル水換えしたにもかかわらず、6日でペーハーが6.6まで下がっている。
第2水槽(水草・混泳水槽PH6.8、18リットルの水換え。
水換え時に海洋深層水の塩大さじ1/2を溶かしながら投入。
ラミィノーズ・テトラは口の変形が直り、寄生虫らしきものも縮んでいるように見えるが、右目の腫れは直っていない。
カーディナル・テトラも寄生虫らしきものは縮んでいるし、左胸鰭近くの水疱のようなものの腫れはひいたが、左胸鰭の形がおかしいし息が荒く水草のところでじっとしている。
水草に塩による被害は今のところ無いようである。
数時間後、息が荒かった個体は、☆になってしまった。
サイズとしては大きい方なので最初に購入した固体だと思うが、大変残念である。
第1・第2水槽にインフゾリアの素を薄く撒き散らし、パワー○ウダーを指定量投与した。
第2水槽の水換え時に外部濾過器エー○イム2213NEWを取り外し水洗い。濾過材も全部水洗い。
ザブザブ・ジャバジャバ・・・そんな事をしたらせっかくの硝化バクテリアが、死滅してしまうと思われるでしょうが、たぶんその通りです(多少は生き残るらしいが)。
何故そんな事をするのかというと、第7・第8水槽で、約7ヶ月実験した結果と、第1水槽でナイ○レイ○マイナスを使用した結果を得て(私の勘で)、第6水槽をもっと脱窒効率の良い(硝酸塩をあまり増やさない)水槽にし、水換えを数ヶ月しなくて良い方法・・・私の勘というか、今まで勉強してきた事を生かして、なんとかやってみようと思います。
その第6水槽に使用するため全部水洗いをしたという訳です。
これも、立ち上げたら実験室に日記を載せていく事にします。
結局、外部濾過用トルマリンセラミック活水器は、汚れが溜まり、2週間に1回程度取り外して洗ってやらなければならない。
外部濾過を使用する場合数ヶ月メンテナンスをしない人が多いらしいので、これでは商品化出来ないという事で、外部濾過用は中止と相成りました。
[外部濾過を全部水洗い]
5月10日(金)
第6水槽用の大磯砂の食酢が減ってしまったし、酸処理をはじめて10日も経ったので、酢抜きのため水洗いを始めた。
かなり貝殻などは、減っているようだ。
水を入れながら掻き混ぜて、水槽セットまで水に浸しておこう。
第2水槽(水草・混泳水槽)のラミィノーズ・テトラの鰭についた寄生虫らしきものは、ほとんど無くなったが、右目の腫れがまだひかないようだ。
(正面から見ないと分からない程度にはなっている)
5月12日(日)
朝から第6水槽セット開始。
くわしくは、実験室に「底面濾過による脱窒実験PARTU」というコーナーを設け、実験日記に載せる事にします。
[セット中の第6水槽 下には汲み置き用水槽]
5月15日(水)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)PH6.9、18リットルの水換え。
第2水槽(水草・混泳水槽)PH6.8、18リットルの水換え。
ラミィノーズ・テトラの寄生虫らしきものは、縮んできたと思っていたが、また元のようになり、口のところは前のようにひどくはなっていない。
右目も腫れている。
水換え時に海洋深層水の塩を大さじ1杯溶かしながら投入。
白点病にも効くといわれる「鷹の爪」をはさみで2〜3mmに輪切りにし、お茶パックの袋に入れ投入、さて効くだろうか?
第1水槽にプラナリアが、かなりいるようなので、対策として中身がなくなってしまったパワーバクテリアの容器にキリで数ヶ所穴を空け、中に餌としてヒ○リキャット1つと、テ○ラコリドラスを1つと、錘として砂を入れ、ふたの首の部分に釣り用テグスを結び、その先にキスゴムをつけ、中に水を一杯まで入れふたをし、キスゴムを水槽外壁に付け沈めた。
さて、明日はどうなっているでしょう。
各水槽に、インフゾリアの元を薄く撒き散らした。
[自作プラナリア捕獲器]
5月16日(木)
プラナリアの件は、昨日夜明かりを消して見ていると、何匹も入っているようなので、これは良いと思い、今日蛍光灯が点灯して約2時間後に見ると一匹も居ないではないか、長く入れ過ぎたのか、それとも明るくなったのがいけないのか、とにかく入っていると思ったら、引き上げ処分しなければいけないらしい。
そのままにしておけば、出て行けなくなるのではと思っていたが、間違いだった。
そして夜、蛍光灯が消えて2時間後に引き上げてみると、約20匹が入っていたので、水で洗い流し処分した。
[第3水槽のガナシエ・ゴールドとデュプリカレウス]
5月18日(土)
第6水槽(水草・混泳・実験水槽)をセットしたので、第2水槽(水草・混泳水槽)からラミィノーズ・テトラ2尾、カーディナル・テトラ5尾、ミナミヌマエビ15尾を水合わせの上、第6水槽へ移動した。
専門店に寄生虫がついていると思われるラミィノーズ・テトラの写真を持って行くと、これは寄生虫ではなく、皮膚の荒れだから心配要らないらしい、という事で第2水槽にアクア○イフを30cc添加した。
まあなんにしろ、ソイル系の底砂は水草には良いらしいが、長期使用すると魚には???・・・のような感じである。
なるべく魚を入れないで、特にコリドラスなどは入れないほうが良い。
その理由として、魚がたくさん入っていると水換え時に底砂を突付き汚れを取る事になる。
その時にソイル系は、少しずつつぶれ底砂表面から1〜2cm位の所が粘土質になってくる。
そうすると、底床の中の通水が悪くなり、いらない物が繁殖する可能性が大きくなり、魚にとってまずい事が起きてくる可能性があるかもしれない。
これは、私が考えた中でそうではないかなと思っただけで、他では違うかもしれません。
ただ、私の水槽で魚に対しておかしなことが起きるのは、立ち上げ間の無い水槽を除きこの水槽だけなのです。
やはりソイル系を使用するならば、半年以内でリセットするか、水草がメインで魚はほとんど入れないかが正解かもしれないですね。
私としては、半年位でリセットなんていやだから、大磯砂を使用します。(魚も一杯入れたいし・・・)
ただし、酸処理してからにします(酸処理しないとペーハーがかなり上がって当分下がらないからです)。
[水槽全景]
5月22日(水)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)PH6.9、18リットルの水換え。
例の自作プラナリア捕獲器で、かなり入ったなと思ったら引き上げる(餌が無くなる前)を2回やり、約80匹を捕獲し処分した。
第2水槽(水草・混泳水槽)PH7.0、18リットルの水換え。
第1・第2水槽に、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
第6水槽(水草・混泳・実験水槽)に、第1水槽からカーディナル・テトラ5尾を移した。
5月24日(金)
第3水槽(孵化水槽兼稚魚育成水槽)と、第5水槽(育成水槽)の水換えをしている時気が付いたのだが、第5水槽のガラス面に、な・・・なんと卵が産みつれられている。
大きさ・色等からいってCo.アエネウス・アルビノの卵と思われる(といって、Co.ゴッセイの卵は見た事が無い)。
だけど、Co.アエネウス・アルビノは、まだ4〜4.5cmの若魚で、産卵するという事さえ思ってもみなかった。
30個程の卵だが、たぶん無精卵だろうからそのまま放置する事にする。
今日も第1水槽(コリドラス混泳水槽)のプラナリアを1回の捕獲で、約70匹捕獲し処分した。
今日は、ヒ○リキャットを2個入れ1時ほど置いてみた。 ヒ○リキャットが、かなり効き目があるらしい。
今まであれほど処分したと思っていたら、砂の中にまだまだ居るんですね〜。
甥の60cm標準水槽を5月19日に立ち上げたので、パイロットフィッシュとして、Co.アエネウス・アルビノ4〜4.5cmの若魚3尾と、ブラック・モーリー1尾を里子に出しました。
[Coアエネウス・アルビノ若魚の卵]
5月27日(月)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)のプラナリア捕獲作戦を今日も決行し、70〜80匹を捕獲処分した。
今までタイガー・プレコは、ほとんど陶製の筒の中に居て、暗くなると外に出て餌を漁っていたようだが、プラナリアが減ったせいか、最近は流木の下に居る事が多くなった。
プラナリアが、何らかの影響を与えていたものと思われる。
第5水槽(育成水槽)の卵は、孵化した様子が無い。
5月29日(水)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)PH6.6、18リットルの水換え。
第2水槽(水草・混泳水槽)PH6.7、18リットルの水換え。
水換えの時に、ベックフォルディ・ペンシル5尾を第6水槽(水草・混泳・実験水槽)へ移動し、流木のウイローモスが伸び過ぎているので、水槽から出しカットしようとすると、ほとんど取れてしまった。
流木のアヌビアス・ナナの黒ヒゲに、3倍に薄めた竹酢をはけで塗り5分放置し、残ったウイローモスとアヌビアス・ナナの伸びた根を木綿糸で巻きつけ水槽へ戻した。
5月30日(木)
第1水槽(コリドラス混泳水槽)から、ラミィノーズ・テトラ3尾を
第6水槽(水草・混泳・実験水槽)に移した。
第2水槽(水草・混泳水槽)には、実は水草はかなり少なく、魚も減り(第6水槽に移したり、甥にやったりで)、なんかCo.アエネウス・アルビノ親子がわがもの顔という水槽になってしまった。
名ばかりの水草水槽として写真をとったが、この後、流木を甥にやってしまった。
この水槽は、6月中旬にリセット予定で、底砂はソイル系で、濾過は上部とスポンジフィルターでやっていますが、コリドラスが底砂をつつくと汚れが舞い上がり大変なのと、この水槽をコリドラス水槽にするため、底砂は大磯砂細目を敷き、底面濾過で第8水槽式(嫌気ろ過)+アルファ=第6水槽に近い方法で立ち上げる予定です。
第6水槽との違いは、外部濾過は使用せず、底砂の厚さも7cm位にするつもりなので、大磯砂をよく水洗いし、砂を少し乾かして明日にでも食酢に漬け込む事にする。
肌荒れと思っていたラミィノーズ・テトラが、☆になった。オトシンクルスも1尾危なそうなのが居る。
早いとこリセットしなければ!!
[名ばかりの水草・混泳水槽]
5月31日(金)
第2水槽用大磯砂の貝殻の酸処理のため、食酢に漬け込んだ。17kgの砂に900ml3本でちょうどつかる程度になった。
第1水槽のプラナリア捕獲作戦では、今日も50〜60匹捕獲し処分した。黒ヒゲと、プラナリア撃退のため竹酢を第1水槽に5cc添加した。