熱帯魚,アクアリウム,好気性ろ過通性嫌気性ろ過,飼育日記

熱帯魚アクアリウム飼育日記(2004年9月)

9月2日(木)
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)の稚エビは、35尾以上居るもようで、抱卵個体も4尾確認。
爆殖まっしぐらといったところです。

 

第4水槽(飼育魚なし「餌のみ投入」・冷却ファンなし)は、ここでちょっと実験をしてみる事にします。
この水槽は、底砂を入れてない水槽(ベアタンク)の為、飼育魚なしで餌だけを投入を続けていると、カスが溜まって写真のようになります。底砂があれば、これが砂の中に入っていくので、水換えの時に吸い出してやらなければならなくなります。これをインフゾリアの素を投入する事によって、インフゾリアが分解してくれるのか・どの位のスピードで分解できるのか、実験してみる事にします。
という事で、第4水槽にインフゾリアの素を、通常添加量の約3倍程添加してみました。
さて、どうなるでしょうか・・・。
この件に関しましては、実験No.4を立ち上げる予定ですので、今後はそちらをご覧下さい。

 

実験No.4 インフゾリアの素でヘドロ分解能力実験

 

第4水槽全景
[第4水槽全景]
第4水槽に溜まったヘドロ
[第4水槽に溜まったヘドロ]

 

 

 

9月5日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.1、水温高28℃、低26℃、18リットルの水換え。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、高28℃、低26℃。
第5水槽(稚魚育成水槽・現在ミナミヌマエビ水槽)PH6.4、高28.5℃、低25.5℃、1/3換水。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH7.1、硝酸塩35mg/g、GH8、高27.9℃、低26.3℃。
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)PH6.7、硝酸塩25mg/g、GH6、高27.5℃、低24.5℃、9リットル換水。換水後PH7.1。

 

第6水槽はPH7.1と、他の水槽よりPHが高めなので、硝酸塩を調べてみると35mg/gと、前回検査(7月24日)より10mg/g下がっている。脱窒の機能がよく働くようになったものと思われます。
原因としては、エアーダクトのエアー吐出量が減っているのと、7月15日換水時に外部ろ過の中に、脱窒菌の餌となるナイト○イトマイナスを補充し、外部ろ過器の中をきれいにしたのが、徐々に効いてきたものと思われます。
以前に比べると黒ヒゲもほとんどなくなりました。ヤマトヌマエビがある程度食べたのと、硝酸塩が少なくなり、以前のような勢いでは生えにくくなったものと思われます。(ヤマトヌマエビが食べた方が原因として大きいと思いますが・・・)

 

第7水槽の稚エビ達は、2〜10mm程度で40〜50尾程度居ると思われます。
抱卵個体4尾確認。
第6水槽の黒ヒゲはほとんど無くなった
[第6水槽の黒ヒゲはほとんど無くなった]

 

 

 

9月12日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.1、水温高27.5℃、低26℃、18リットルの水換え。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、高27.5℃、低26℃。
第5水槽(稚魚育成水槽・現在ミナミヌマエビ水槽)PH6.5、高28.5℃、低25.5℃、1/3換水。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH7.1、高27.7℃、低26.5℃。
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)PH6.7、硝酸塩25mg/g、GH6、高27.5℃、低24.5℃、8リットル換水。

 

第4水槽でインフゾリアの素が好調なので、規定量添加。
第2水槽で1cm弱の稚魚を1尾発見。多分Co.デュプリカレウスの稚魚と思われる。
この水槽は黒ヒゲが多いので、ヤマトヌマエビを入れたいのだが、この様に時々稚魚が生まれるので、ヤマトヌマエビを入れると襲われる可能性があるので入れられないでいる。
第5水槽で、ミナミヌマエビを増やして30尾位入れたいが、なかなか増えてくれないので、第7水槽で増えたCRSを入れてもいいかなと思い始めた。もう少し増えて大きくなったら考えてみる事にする。
第7水槽のレッドビー・シュリンプ達
[第7水槽のレッドビー・シュリンプ達]

 

 

 

9月13日(月)
屋外に置いてある第9水槽(自然・水草・メダカ水槽)で、3〜4mm程度の稚メダカを1尾発見しました。
この水槽で稚メダカを見たのは、初めてです。
メダカの繁殖には、光が重要と聞いた事があるので、直射日光がほとんど当たらないので、繁殖は無理だとあきらめていましたが、よくぞ親やミナミヌマエビに食べられずに、育ってくれました。このまま大きくなってほしいものです。
ついでに、プラナリアが水面を逆さまになって泳いでいるところも、撮影できました。
第9水槽で見つけた稚メダカ(白く浮いているのは、稚魚用の餌)
[第9水槽で見つけた稚メダカ(白く浮いているのは、稚魚用の餌)]
第9水槽の逆さまになって泳ぐプラナリア
[第9水槽の逆さまになって泳ぐプラナリア]

 

 

 

9月16日(木)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)は、ボルビティスの黒ヒゲが減らないので、水質の検査を行ないました。
PH6.8、硝酸塩50mg/g、GH15、高27.5℃、低26℃。
硝酸塩とGH(総硬度)が高い為、25リットル底砂の掃除をしながらの水換え。
水換え後PH7.1、GH9。
2003年7月13日に入れた還元ボールが、どうなっているか気になるので掘り出してみると、ほとんど減っていない。
底面ろ過器と離れた所に埋めた為か、水流がほとんどなくあまり減らなかったものと思われるので、底面ろ過器のそばに2個補充し埋めておいた。(実験2の第7水槽で使用の中古と新品各1個)
水換え時に、中央の流木を水槽の外に出し、水槽の中に戻す時気付いたのですが、コリドラスの体長7〜8mmの稚魚が、防水の為に敷いてある樹脂ボード上の水溜り(直径約1cm)の中に居るではないですか・・・。
流木に活着させてあるミクロソリウムかウイローモスの上に、乗って隠れていたのでしょう。
9月12日に見つけた稚魚より少し小さく、まだオタマジャクシの形でした。
ですから、最近自然孵化した稚魚が2尾以上居る事になります。
以前の第8水槽をレッドビー・シュリンプ水槽にする為、とりあえず新しい流木をアク抜きの為水に浸けておいた。(セットは、いつの事になるやら・・・。)
水を抜いた第2水槽
[水を抜いた第2水槽]
2003年7月13日に入れた還元ボール
[2003年7月13日に入れた還元ボール]

 

 

 

9月19日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.1、水温高27℃、低25.5℃、18リットルの水換え。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.9、高27℃、低25.5℃。
第5水槽(稚魚育成水槽・現在ミナミヌマエビ水槽)PH6.5、高27.5℃、低25.5℃、1/3換水。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH7.1、高27.7℃、低25.8℃。
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)PH6.7、高26.5℃、低24.5℃、9リットル換水。インフゾリアの素添加。
インフゾリアの素については、第2・第6水槽には、時々気が向いた時に添加している。

 

第2水槽で、コリドラスの卵3個確認。

 

第6水槽のイナズマカノコガイが、1匹☆になっていた。数日前に底砂の上でひっくり返っていたので起こしてやり、水槽を這っていましたが、又ひっくり返っていたので起こしてやりましたが、何日も同じ所でじっとしているので取り出してみると、プラナリアが中に入り込んでいました。
ここで思ったのですが、
@体力が弱ってくると、吸着力が弱る。
A1度ひっくり返っていたので、体力が弱り吸着力がなくなってくる。
状況から考えると、飼育魚が貝に当たって落ちるような大きな魚は入れていないので、@の可能性が高いように思います。

 

第7水槽で、水槽の前だけに集中して餌を与えると、ぞくぞくとCRS達が集まってきました。普段は、散らばっていてあちこちに隠れているのが、これだけ集まってくると見ごたえがありますね。
※レッドビー・シュリンプの色が、薄くなる個体と赤いままの個体がいる点について調べたところ、底砂の色が白っぽいと薄くなる個体がいるという事が解りました。遺伝的に、底砂の色が白っぽい状態の場合、薄くなる個体とそうでない個体がいるという事も解りました。
いつになるかわかりませんが、ベアタンクではどうなるか実験してみたいと思います。
餌に集まってきたレッドビー・シュリンプ達
[餌に集まってきたレッドビー・シュリンプ達]

 

 

 

9月21日(火)
第9水槽(自然・水草・メダカ水槽)のアマゾン・フロッグビットは、小さい株が少量しかないので、室内の第5水槽に浮かべてみました。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)の9月12日に発見した稚魚と思われる個体をやっと撮影できました。
アマゾン・フロッグビット
画像 04.09.21-1  [アマゾン・フロッグビット]
第2水槽のCo.デュプリカレウスの稚魚
画像 04.09.21-2  [第2水槽のCo.デュプリカレウスの稚魚]

 

 

 

9月22日(水)
今日は、室温が低く24.5℃。
特に、ヒーターの入っていない第7水槽(クリスタル・レッド・シュリンプ水槽)は、23℃まで下がっているのと、他の水槽もヒーターが入り始めたので、冷却ファンを止めた。

 

 

 

9月24日(金)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)の卵は1個孵化したように思うが、食べられたのかもしれない。夜には、全部なくなっていた。
第5水槽(稚魚育成水槽・現在ミナミヌマエビ水槽)のアマゾン・フロッグビットは、スポンジフィルターが2つも取り付けてある為水流が強いので、第4水槽へ移した。

 

 

 

9月26日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.1、水温高27℃、低26℃、18リットルの水換え。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、高27.5℃、低26.5℃。
第5水槽(稚魚育成水槽・現在ミナミヌマエビ水槽)PH6.5、高28.5℃、低27.5℃、1/3換水。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH7.2、高26.9℃、低26.3℃。
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)PH6.6、高27℃、低26℃、9リットル換水。インフゾリアの素添加。

 

しかし、第7水槽は、ガラス面に全然コケが生えない。
茶コケさえも全然生えなかった。
少しは生えてもおかしくないのですが・・・。
(底面ろ過の吐出口には、セット時にコケが生えていたのをきれいに掃除したつもりでも、若干緑色のコケが生えている)
下記の量餌を与えているのに、コケが生えないなんて・・・。
餌の量はコリドラスの水槽に比べれば、水量から考えると非常に少ないものではありますが。

 

第7水槽の現在の餌の量
コリドラス用タブレットを小さく割ったもの約3/4個毎日
プレコ用タブレットを小さく割ったもの約1個毎日
冷凍赤虫15〜20匹毎日
冷凍ミジンコ30〜50匹毎日
ザリガニの餌5個3日に2日
ヒ○リキャット1個3日に2日
ミニクリル10〜15匹3日に1日
カラシン用か粒状の餌20〜30粒3日に1日
(1日に1回給餌)
現在の第7水槽
[現在の第7水槽]

 

 

 

9月28日(火)
第7水槽(レッドビー・シュリンプ水槽)のCRSが増えてきたので(100尾は充分超えていると思われる)、第8水槽を立ち上げなければならないが、なかなか時間が取れないので、1〜1.5cmのものを15尾程知人に里親になってもらいました。
初期に生まれた個体は、1.5cm程度に成長しています。

 

 

 

9月29日(水)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)の稚魚が、赤虫を食べているところが撮影できました。
ここまで大きくなると、Co.デュプリカレウスの稚魚だとはっきりしました。
向かって右にいるCo.デュプリカレウスは、去年生まれの個体です。
赤虫を食べるコリドラスの稚魚達
[赤虫を食べるコリドラスの稚魚達]

 

 

 

 

 

 

 

 

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