熱帯魚アクアリウム飼育日記(2006年8月)
8月1日(火)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH4.5。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH5.2。
第5水槽(コルレア仮水槽)PH6.3。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.6。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.0。
第1水槽リセット予定の為、ラミィノーズ・テトラとカーディナル・テトラを第6水槽へ移そうと思いましたが、2尾共お年寄り(2001年から飼っています)なので、PH差がかなりあり急激な水質変化はよくないと思うのと、将来的には第6水槽へ、レッド・ビー・シュリンプを数十尾入れたいと思うので(レッド・ビー・シュリンプが襲われてもいけないので)、第2水槽へ移動させました。
第7水槽は、これ以上PHが上がると、繁殖しない可能性が出て来ると思われるので、珊瑚砂を150g程取り出し、第1水槽へ約100g・第2水槽へ約50g入れました。
これで各水槽の珊瑚砂の量は、第1水槽約100g・第2水槽約100g・第5水槽約50g・第7水槽約250gとなりました。
第1水槽はリセット間近ですが、第2水槽との比較で、どのようなPH変化が見られるか興味があるので入れてみました。
第2水槽は、思うようにPHが上昇していないのと、第1水槽との比較の為同量になるよう追加しました。
[珊瑚砂を150g程取り出した第7水槽]
[第1水槽へ珊瑚砂を約100g入れた]
[第2水槽へ珊瑚砂を約50g追加]
8月3日(木)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH5.3。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH5.7。
第5水槽(コルレア仮水槽)PH6.7。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.7。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.2。
珊瑚砂は初めて使用しましたが、水槽の水量・水質(PH・GH等)・ろ過方法・珊瑚砂を入れる場所等により、入れる量を考えないと急激なPH・GHの上昇を招く事になるので、いくらPHが下がりすぎだからといって入れる量を考えないで入れるのは、飼育魚や水草によっては、危険かもしれません。
たまたま私のところでは、今のところ問題は起きていないようですが、今後の課題かもしれません。
ただ、何年ぶりかで第1水槽で卵約40個を発見しました。
多分、Co.ステルバイのものと思いますが、白っぽい卵が多く、無精卵が多いようですが、手で取りやすい卵を念の為約20個第6水槽のガラス面へ貼り付けておきました。
この産卵は、PH・GHが急激に上昇した為、雨季になったと勘違いして産卵したものと思われます。但し、GHが関係しているかどうかは?
[第1水槽で卵発見]
8月4日(金)
今日第1水槽を見ると、卵が30個程増えているようですが、期待していないのでこのままにしておきます。
第6水槽へ貼り付けていた卵は、全部ガラスから剥がれていました。
[卵が増えていた]
8月6日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.1、飼育魚を全部移動させる為水換え無し。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH5.9。
第5水槽(コルレア仮水槽)PH7.1、4リットルの水換え。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.8。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.4、10リットルの水換え。
第1水槽は近日中にリセット予定の為、残っているコリドラス全部(ステルバイ4尾、コンコロール2尾、ガナシエ・ゴールド2尾)を第6水槽へ移動させました。
これで第6水槽は、Co.アエネウス・アルビノ2尾、Co.ステルバイ6尾、Co.ゴッセイ2尾、Co.コンコロール4尾、Co.シュワルツィ2尾、Co.デュプリカレウス5尾、Co.ガナシエ・ゴールド2尾、レッド・ビー・シュリンプ5尾が入っている事になります。
第6水槽は、現在コリドラス水槽になってしまいましたが、第1水槽をリセットし、非アイバンド種を第1水槽へ戻した後は、小型美魚を入れる予定です。
第1水槽の冷却ファンの調子が悪いようですが、飼育魚がいないので、取り外しておきます。
お盆の間にリセットしたいと思います。
[第1水槽から第6水槽へ移動の為、水合わせ中]
[コリドラス水槽になった第6水槽]
8月7日(月)
本日の福山は、今年の最高気温36.4℃となりました。
昼間の室温32℃、水槽の水温28〜29℃でした。
8月13日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.6、12リットルの水換え。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.4、GH10。
第5水槽(コルレア仮水槽)PH7.2、飼育魚を全部移動させる為水換え無し。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.8、亜硝酸0.3mg/g未満。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.3、GH7、10リットルの水換え。
第1水槽は、珊瑚砂を入れてから生体が少ない為かPHがよく上がりました。
第2水槽は、生体が多い分PHの上昇は鈍いようです。
第5水槽は、水量が少ないので、どうしても1日の間で、水温の差が大きくなるので(4℃程度)、大きめの約4cmクラス4尾を第6水槽へ、小さめの約3cmクラス3尾を第2水槽へ移動させました。
第6水槽は、コリドラス達で賑やかですが、水量が多い為か、水質は安定しています。
これより、第1水槽のリセット開始と思い、流木を取り出し、南米ウイローモスが黒ひげだらけになっていたので剥がしてしまい、水草やアクセサリーを取り出し、濾過用のエアーチューブを外し、ヒーターを取り出し、さあ水を抜いてとやっていると・・・、小さくて動いているものがいるではないですか。
目を凝らしてよ〜く見ると、ヒ・ヒエ〜〜〜!!
コリドラスの稚魚のようで、この前の8/3〜8/4にかけて産卵した卵が孵っていたのです。
リセット間近と思い観察していませんでしたが、十数尾いるようです。
7〜8mm程度の稚魚を全部捕まえる事など到底できませんので、急遽リセットを中止せざるをえなくなりました。
流木やアクセサリー・エアーチューブを元に戻し、12リットルの水換えだけしておきます。
もう少し大きくなって、捕まえる事ができるようになるまで、待つ事にしましょう。
「この広い水槽の中に、7〜8mmの稚魚が十数尾いるのに、餌どうするの〜」と一瞬思いましたが、成魚がいる時は顆粒状の餌と冷凍赤虫・冷凍ミジンコだけ与えていて、特別に稚魚用の餌を与えていないのに育っていた訳ですから、この水槽の中には稚魚が食べる事のできる餌がある事になるので、特別に与えなくても良さそうですが、とりあえずアルテミアを水にひたしスポイトで底の方に与え、インフゾリアの素を添加しておきました。
これで、水換えを控えめにして、少量の餌を与えながら、大きくなるのを待ちましょう。
このままでは水温が高いので、急遽冷却ファンを購入し、取り付けておきました。
せっかくお盆休みにリセットしようと思っていたのに、悔しいような嬉しいような・・・。
第1水槽に稚魚がいるという事は、第6水槽にもいるかもしれませんが、8/3に産んでいたのは無精卵が多かったようですし、もし孵っていても第6水槽にはコリドラスがウヨウヨいるので食べられたかもしれないし、7/6に立ち上げたばかりなので、インフゾリアの素はたまに添加していますが、まだまだ餌となる微生物が少ないと思われるので、そのうち大きくなって姿を見せるのは、多分無理だと思います。
[第6水槽はコリドラス達で賑やかです]
[第1水槽で稚魚発見 !!白で囲んだ中にいます]
8月18日(金)
第1水槽の稚魚は、8〜9mm程度にやや成長している。
この広さの水槽の中では、小さい稚魚達にとって餌探しも容易ではないでしょう。
卵を産んだ時、ちゃんと孵化水槽へ移すべきだったと、今頃反省しています。
[第1水槽のコリドラスの稚魚]
8月21日(月)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、10リットルの換水。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.5。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.9。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.5、GH7、12リットルの水換え。
第1水槽の稚魚は、8〜10mm位、早く大きくなってくれ〜。
リセット出来ないじゃないか〜。(独り言でした・・・。)
第2水槽は、相変わらず過密気味です。
第6水槽は、今のところ順調です。
第7水槽で、1尾☆になっていた。
このままではPH・GH共に高く、繁殖に影響しそうです。
珊瑚砂を減らそうと思ったのですが、手で取り出すには50g程がやっとでした。
砂の中に大部分が潜っているようです。
PH上昇が目的で珊瑚砂を入れる時には、ネットか何か器に入れてから、導入するべきだったと反省しています。
[少し大きくなってきた稚魚]
[この中に2尾の稚魚がいます]
[第6水槽は順調]
8月24日(木)
PH7.7の第7水槽で、3尾の抱卵エビを発見しました。
一般的に、弱酸性の方が繁殖しやすいと聞きますが、弱アルカリ性でも抱卵しました。
ただ、これから脱卵せず稚エビが育ってくれるかどうかが問題であるのと、水換えしても徐々にPHが上昇しているのが心配です。
最近、場合によっては、近い内に底砂を全部取り出し、珊瑚砂を何か容器に入れて少量だけにしなければならないかと思っていたところです。
[第7水槽で抱卵]
8月25日(金)
水槽の様子を見ようと思い水槽の近くに行くと、ベチョッと足が濡れるではないですか・・・エ〜!!
どこから水が漏れているのかと思い調べてみると、1つの汲み置き水槽の水が減っています。
急いで雑巾で拭いたり、残りの水を汲み出したりで、大変な目にあいました。
この水槽は、5月14日にヒーターの空焚きをしてしまった水槽の為、ガラスの継ぎ目に使用してあるシリコンが痛んでいたのでしょう。(でも、今まで漏れなかったのにね。急にだからビックリ!!!)
8月27日(日)
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)PH7.2。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.5。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH7.0。
第7水槽(レッド・ビー・シュリンプ水槽)PH7.6、10リットルの換水。
汲み置き用水槽が現在1つしかないので、第1水槽の換水はしません。(汲み置き用水槽の容量は24リットルであり、現在実験に使用している第8水槽の換水が必要だからです)
第1水槽の稚魚は、8〜11mm位で個体差がかなりあります。
流木等に隠れているので現在何尾生き残っているか分かりませんが、5尾は確認しています。
PHが高くなっているので、珊瑚砂を約半分取り出しました。
第2水槽は、PHが安定しているようなので、珊瑚砂はそのままにしておきます。(過密状態で酸化が進むが、珊瑚砂がアルカリに向け、現在の量でバランスが取れているようです。)
第7水槽の抱卵エビは、今のところ脱卵していないようです。
[第1水槽のコリドラスの稚魚8〜11mm3尾]
8月29日(火)
汲み置き用の水槽(サイズは俗に言うL水槽)を購入し、設置しました。
8月31日(木)
冷却ファンを回したままにしていると、24℃まで下がる水槽が出始めたので、ファンを常時から照明のタイマー連動に変更しました。