実験室PARTU2003年3月(水換えをもっと減らす)
3月2日(日)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.6、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩25mg/リットル、GH5。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH7.1、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩20mg/リットル、GH6。
第7水槽(コリドラス繁殖水槽)PH6.4、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩8mg/リットル、GH2。
第2水槽のコリドラスの稚魚が、前の方へ出てきているのを初めて見つけました。赤虫の小さい物であれば、時間を掛ければ食べられるようです。
しばらくして、Co.デュプリカレウスが、産卵しました。Tポジションの写真もなんとか撮れました・・・が、1回のTポジションで1個の卵しか産まない上に、どこへ産もうかと2尾で右往左往している途中で、ポロッと落としたりで、自然繁殖はあまり期待できないかもしれない。
第7水槽の総硬度(GH)は、いまだに2です。今までスプーンで計量し、そのまま水槽に投入していたが、粉の塊が落ちた底の付近だけに残っていて循環していないかもしれないので、今日は容器に自家製ミネラル剤を2g入れ、水槽の水で溶かしてから投入した。
[ちびコリと、親と思われるCo.メタエ]
[Co.デュプリカレウスのTポジション]
[産みつけ場所を探しています]
3月3日(月)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)での昨日のCo.デュプリカレウスの産卵行動から、一夜開けてみるとガラス面にくっついた6個の卵を確認。
その内の1個は、白く無精卵のようだ。
他のところにも産んでいるかもしれないが、カラシン等が食べずらそうな場所に産んでいるので、孵化水槽に移さずそのままにしておく事にする。
この水槽での卵の敵は、スネールのようである。
スネールが卵にくっついていたので、スネールを駆除した。またスネールが増えてきたので、スネール○イホイを設置した。
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって左)]
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって右)]
3月4日(火)
昨日の第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)のスネール○イホイは、62匹捕獲した。
[スネールがこれだけ捕れました]
3月5日(水)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)の稚魚が赤虫を食べているところが写真に撮れました。
産卵後3日経ったCo.デュプリカレウスの卵は、今のところあまり変化無い。
各水槽に、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
[稚魚が赤虫を食べています]
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって左)]
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって右)]
3月6日(木)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.6。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.9。
第7水槽(コリドラス繁殖水槽)PH6.2。
第6水槽のゴールデン・デルモゲニーの1尾が、下あごが折れてなくなっているものが1尾いるのを発見しました(サヨリの仲間に見えなくなってしまった)。
多分餌に向かって行って、ガラスにぶつかり折れたんじゃないかなと思うのですが・・・。
なにせ、こいつら餌を捕る時など、かなり素早いですから。
それとも、成長すると短くなるのかもしれない。
[下あごが短くなったゴールデン・デルモゲニー]
3月7日(金)
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)のCo.デュプリカレウスの卵は、1個抜け殻のようなものと別に2個残っているので、食べられたり貝や魚が当たって落ちていなければ、3尾孵化したのかもしれないが、ちゃんと生き残れるかどうか分からない。
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって左)]
[Co.デュプリカレウスの卵(向かって右)]
3月10日(月)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.5、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩25mg/リットル、GH5。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩25mg/リットル、GH6。
第7水槽(コリドラス繁殖水槽)PH6.3、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩8mg/リットル、GH3。
[現在の第6水槽]
3月12日(水)
第6水槽(水草・混泳水槽)の緑色の糸状のコケは、伸びすぎたロタラ・インディカやアマゾン・チドメグサのトリミングと、ヤマトヌマエビの投入との併用で、目立たなくはなったが、ロタラ・インディカの葉の間に若干残っているようである。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)の緑色の糸状のコケは、時々手で取ってはいるのだが、1週間位そのままにしておくと、また長く伸び水流にたなびくようになるので、この水槽へもヤマトヌマエビを導入したいところだが、コリドラスの稚魚がいるため襲われてはいけないので、当分の間手で取る事を続けなければならないようだ。
20〜30尾のミナミヌマエビでは、無理のようである。
[第2水槽の稚魚]
3月13日(木)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.8。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH7.2。
第7水槽(コリドラス繁殖水槽)PH6.3。
第6水槽のエキノドルス・テネルスやアマゾン・ソードが肥料不足と思われるので、これらの水草の近くに少量のイニ○ャルスティックを埋め込んだ。後の方の水草は、密植しているので埋め込むのが無理な為、適当に少量ばら撒いた。メネ○ール20ccを添加した。
第2・7水槽のアマゾン・ソードも元気がなく、スネールに穴を開けられみっともなくなってきたので、アマゾン・ソードの近くにイニ○ャルスティックを少量埋め込んだ。
3月14日(金)
専門店からミクロゲオファーグス・ラミレジー(今後ドイツラム呼ぶ事にする)3.5〜3.8cm4尾を連れ帰ったので、水合わせの後第6水槽(水草・混泳水槽)へ導入した。
導入直後は、お店にいた時よりも体色が悪く水草の後ろの方にいたが、少し慣れてくると段々前の方に出てくるようになり、体色もいくぶん良くなった。ただまだ若いので繁殖期の婚姻色には程遠いが、先が楽しみである。
ためしに2種類の人工飼料を与えてみたが、食べるようなので一安心。
第6水槽に少量の人工飼料を与えた以外、今日は餌抜きです
[水合わせ中のドイツラム]
[小さい割りにきれいです]
[1尾だけ模様が薄い(雄雌の差か?)]
3月15日(土)
昨日第6水槽(水草・混泳水槽)へ導入したドイツラムは、なかなかきれいになってきた。4尾共元気で、餌食いも良い。
各水槽に、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
3月16日(日)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.5、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩25mg/リットル、GH5。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.8、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩30mg/リットル、GH7。
第7水槽(コリドラス・ランプアイ繁殖水槽)PH6.3、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩8mg/リットル、GH3。
第6水槽は、PHも下がってきたし、1月9日から換水していないのと、黒ヒゲ吸出しと水質維持のため35リットルの換水。外部濾過の給水部分に付けているスポンジを飼育水で洗った。
黒ヒゲは大磯砂ではなく、クリ○タルサンド・サ○ラという白っぽい砂に生えているようだ。
インフゾリアの素を薄く撒き散らし、パワーバクテリアを4cc添加した。
少し黄色っぽい色をしていた水の色が、すっきりした感じになった。
[35リットル水抜き後の第6水槽]
[第6水槽換水中斜め上から]
[換水後の第6水槽]
3月20日(木)
PH計を校正しました。
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.6。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.9。
第7水槽(コリドラス・ランプアイ繁殖水槽)PH6.4。
3月23日(日)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.6、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩15mg/リットル、GH5。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.9、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩30mg/リットル、GH7。
第7水槽(コリドラス・ランプアイ繁殖水槽)PH6.3、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩8mg/リットル、GH3。
今日気が付いたのだが、第6水槽の外部濾過の電源がoffになっていた。
3月16日に換水した時止めて、電源を入れるのを忘れていたようです。
今日の水質検査では、別に異常が無いので影響はほとんど無かったと思われる。
底面ろ過は動いていたので・・・が、今日スイッチを入れたので、ひょっとしてこれから影響が出るかも分からない。
3月14日に導入したドイツラムは、同種の場合近づくと、やたら口で突いて攻撃するようである。
そこは、やはりシクリッドであるのでしようがないが、1ペアはできているようである。
そのペアらしき2尾は、お互いに追い払う事無く、普段から近くにいるようだ。
残りの2尾は、別々に単独行動である。
[ペアと思われるドイツラム]
[別の雌と思われる]
[別の雄と思われる]
3月25日(火)
各水槽に、インフゾリアの素を薄く撒き散らした。
3月28日(金)
第6水槽(水草・混泳水槽)のドイツラムは、ペアの多分雄と思われる個体と、別の雄と思われる個体が、よく突付きあいの喧嘩をする。
それともう1尾の雌らしき個体はおとなしく、他のドイツラム達に追い掛け回されたり、突付かれたりしている。
それから気が立っている個体は同種以外の、特に形がやや似ているレッドファントム・テトラに攻撃したり、その他の魚達をも突付く事があるので困ったものだ。
とりあえず水草が多いので、何とかなるかな ?
ここでの性別は、まだ小さいので形や色だけではよく分からないが、気が荒い方が雄らしいので、自分ではそう思っていますが、違うかも分かりません。(見る人が見れば分かるのでしょうけど)
何にしろ産卵できるようになるまで、後1.5〜2ヶ月位かかるらしいので、そのころにははっきりするでしょう。
第2水槽で、3月2日産卵のCo.デュプリカレウスは、今のところ稚魚を発見できていない。
今まで見つからない訳ですから、孵化しなかったか、孵化したが他魚に食べられたか、ヨークサックが無くなってからの餌取りに失敗したかでしょう。
しかし、その後の産卵が無いのがおかしい。
[ドイツラムの被害を受けるレッドファントム達]
3月30日(日)
第6水槽(水草・混泳水槽)PH6.5、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩15mg/リットル、GH4。
第2水槽(アイバンド種コリドラス水槽)PH6.6、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩35mg/リットル、GH7。
第7水槽(コリドラス・ランプアイ繁殖水槽)PH6.4、亜硝酸0.3mg/リットル未満、硝酸塩8mg/リットル、GH3。
第2水槽が、じわっと硝酸塩が上昇してきたため(別に危険状態では無いが)、水質維持のため18リットルの換水。インフゾリアの素を薄く撒き散らし、嫌気性還元バクテリアを2cc添加した。
第6水槽の底砂に黒ヒゲが生えたのは、色々調べたり自分で考えた結果、白く細かい底砂で、光の強い水槽で生えるのではないかと思う。それから黒ヒゲは、水流のあるところへ生えやすいという性質を持っている。
白い砂は光を反射するので、光の好きな黒ヒゲが生えやすいが、第2水槽では、底砂に黒ヒゲは生えていない。
第2水槽は20wタイプ2灯に対し、第6水槽は20wタイプ3灯とクールボール3灯がある。底砂までの光源からの距離は、第2水槽約30cm・第6水槽約35cm(クールボールは、もっと距離がある)であるが、光量がかなり違うので、第6水槽の方が底砂での光量は多い。
水流に対しては、第6水槽は水槽奥から約40cm先の正面に向かって流れ、正面ガラスから下(底砂)に向かって流れているので、やや水流が強い。
第2水槽は水槽に向かって左から約55cm先の、向かって右のガラスに向かって流れ、右ガラス面付近には、ボルビティスや流木があるので、下(底砂)に当たる水流は、ごく弱いものになっていると考えられる。
ボルビティスの上の方の葉の先には、水流が当たるのと、蛍光灯との距離が近いので、黒ヒゲが生えている。
3月16日の換水の時、黒ヒゲをかなり吸い出したのだが、まだけっこう残っている。
第1水槽(非アイバンド種コリドラス水槽)のPHが低いので、シマカノコガイを第2水槽に、移動させた。貝殻が酸性水のため、かなり溶けてしまっています。
写真のシマカノコガイのまわりにある白い点々は、 シマカノコガイの卵です。(淡水では、孵化しません)
[底砂に黒ヒゲの生えている第6水槽前面中央付近]
[酸性が強めの第1水槽から第2水槽へ移動させたシマカノコガイ]