実験室 熱帯魚,アクアリウム通性嫌気性ろ過PARTU

底面濾過による脱窒実験PARTU準備編

・準備編
いままでの実験での、硝化作用・脱窒実験で分かった事や、色々学んできた事・感のようなもので(私の感だから当てにならないかもしれないが)、なるべく手間のかからない、水換えを長期間しなくてもいいんじゃないかなと私が思う方法で、あまりお金を掛けず・・・結構掛かっているかもしれないが、楽に楽しめるようにしたいとの思いで、この実験を始めます。
実験といっても楽にしたいので、度々データを取るかもしれないし、手抜きをするかも分かりませんが、とにかく楽にしたいので、でもいいかげんなデータは出しません。
その辺のところをご理解の上ご覧下さい。

 

 

 

4月29日(月) 
底砂用の大磯砂の超細目0.7分が10kgと細目0.8分が20kg、私のところにあったので、その砂を利用する。
本当は、全部0.7分にした方が良いのに、あるものを利用ということで、その代わりこれだけ入れると、底砂の厚みは約10cmになるだろうと思われる。
水草水槽にするのでこれくらいの厚さがあったほうが良い。
この砂をタライで、ゴシゴシと水洗い。
この量を濁りが出ないようにまで洗うのは、大変でした。
ベビーバスに移し、乾燥させる。

 

 

 

4月30日(火) 
大磯砂に貝殻等が混じっているので、そのまま使用すると前回のように、ペーハーが高くなってしまい後々苦労するし、水草や飼育魚のために酸処理をする事にする。
大磯砂の方は、昨日洗っていたので、少し乾いている。
(本当は全部乾かしてからの方が良い)そこに食酢3.6リットルを入れ、大磯砂が全部浸かるようにした。
しばらくすると、泡がプクプクと出始めた。
(この後、1日に数回掻き混ぜないといけない)
最初の内から基本的な事を手抜きしていたのでは、今後どうなる事やら(砂の粒の大きさを全部0.7分にしていない・全部乾いていない・掻き混ぜるのも多分手抜きをしそうだ)。

 

 

 

5月1日(水)
今日も食酢の入った大磯砂を1回だけ掻き混ぜた。
コーキングのやり直しをした水槽が、水漏れするようなので、同じサイズの60cmワイド水槽 60cmx45cmx45cmを購入した。

 

 

 

5月2日(木)
大磯砂を浸けている食酢が蒸発して、砂の上の部分が出てきたので、1.8リットル追加して、今日も1回掻き混ぜた。

 

 

 

5月4日(土) 
 今まで、22リットルのポリバケツを塩素抜きと、水に酸素を多く含ませるために汲み置きに使用していたが、今度立ち上げる第6水槽(水草・混泳水槽)は、60x45x45で105リットルの水槽なので、水換え用の水が足りなくなるので(なるべく水換えしない水槽にするつもりではあるのですが、もしものことを考えて・・・)、24リットル水槽2本を、今まで第3・5・7・8水槽を設置していた台の下に汲み置き水槽としてセットし、エアレーションとヒーターを水槽内に設置した。
汲み置き水槽には、水道からホースで給水し、バスポンプで各水槽に給水予定、各水槽からの排水は、今まで通りバケツに吸出して捨てる方法です。
その台の上に、今度立ち上げの第6水槽を設置する予定。
昨日は、砂を掻き混ぜるのを忘れてしまったので、今日はちゃんと掻き混ぜました。

 

 

 

5月6日(月) 
今日も食酢の入った大磯砂を1回だけ掻き混ぜた。
昨日は、掻き混ぜていない。
ちゃんと毎日掻き混ぜなきゃいけないぞ〜。
でももう浸けこんで一週間経つので・・・いいかもしれない。

 

 

 

5月8日(水) 
第2水槽に取り付けていた外部濾過器を取り外し、濾過材まで全部綺麗に水洗い。
第6水槽に取り付けての実験のため、リセットというわけです。

 

 

 

5月10日(金) 
大磯砂に入れていた食酢は、かなり蒸発してしまい、完全に上部が露出している。
こんなに長く浸けておくつもりは無かったが、忙しくて水槽のセットが出来ずそのままにしていたので、完全に酸処理できているか分からないが、「そろそろ水洗いでもしようか」という気になったので、水洗い。
かなり貝殻等は減ってるんじゃないかなと思うが、多少残っているようだ。
ゴシゴシ水洗いの後、2日程水に浸けておこう。
今度の日曜日にはセットしたいと思う。

 

 

 

5月12日(日) 
朝から第6水槽セット開始。水槽を置く台というのは、古くなり使わなくなったコピーの台です。
かなり丈夫ですよ。
まず、台上に、3mm位の厚みのウレタンを敷き、樹脂製の板を敷いた。
もっと厚みのあるウレタンを敷いた方が良いかもしれないが、とりあえず私のところにあったので、それを使用。
その上に水槽を載せ、底面フィルターをセット。
外部濾過器の濾過材は、網の袋に入れ2袋に別けているが、その濾過材と濾過材の間にナイトレイ○マイナスを、水でいえば45リットルに使用する量を入れセット。
排水パイプの穴が現状では、時間が経てばまず黒ヒゲが生えるそうなので、電気ドリルで倍の数に穴を開けた。
麦飯石濾過砂中目5.5kg(麦飯石は、吸着性が高いといわれているが、多孔質なのでバクテリアがその中で沢山繁殖するのではないかと、勝手に思い込み使用する)を水洗いし、その内3kgを一番底に敷き、その上に大磯砂15kgを敷き、残り2.5kgの麦飯石を敷いた。
この時点で、底砂厚約6cm。
その上になんと、あまっていた連続多孔質セラミックの濾過材を0.5リットル適当にばら撒き、その上に濾過材が隠れる程度に大磯砂を入れて平らに均し、その上にナイトレイ○マイナスを、水でいえば45リットルに使用する量を適当にばら撒き、その上にナイトレイ○マイナスが、見えなくなる程度大磯砂を敷いた。
この時点で、底砂厚約7cm。
その上に底面濾過であるに関わらず、イニ○ャルスティックという固形肥料を約60g(指定量より少なめ)を水草を植えそうな場所に(この時点ではどこに何を植えるか決めていない)多めにばら撒き、植えそうにない前の方の中央付近は少なめにばら撒き、その上に残りの大磯砂を敷いた。
これで、約10cm厚の底砂になった。
かなりややこしい事をしたが、どこまでうまくいくかは、これからのお楽しみです。
汲み置きの水を、40リットル強バスポンプで入れると、水位は水槽の底から約24cmになった。
汲み置き水はこれだけしかないので、今日はこれでおしまい。
とりあえず、エアーポンプだけ作動させ、底面濾過を稼動させる事にする。

 

 

 

5月13日(月) 
水が少ないうちに、グロッソスティグマを前景に1本1本向かって左の方へ植え込み、別水槽でミクロソリウムを活着させていた茶色の石をグロッソスティグマの後ろに置き、150wヒーター(ヒーターカバー付)2本を後面と、向かって右に設置。
後景として向かって左から、マツモ、ロタラ・インディカ、ウォーターバコパ、ハイグロフィラ・ポリスペルマ、アメリカン・スプライト、アナカリスを植え込み、左中景にミクロソリウムを木綿糸で縛りつけた溶岩石を置き、右中〜前景にかけてボルビティスとミクロソリウムを木綿糸で縛りつけた流木(アク抜きは、水につけて一週間のためまだアクは出る物と思われる)を置き、左中〜前景にかけてレッド・ルドウィジアを植え、中心からやや右よりの中前景にビグミー・チェーン・サジタリアを植え、中心付近にウォーター・スプライトとジャイアント・アンブリアを植えた。
右前景に第1水槽のリシアを3ネットセットした。
その後、約40リットルの汲み置き水を給水すると、なんとほぼ一杯になった。
水は合計80リットル強で、水槽の黒いフチから5mm程度まで入った。         
さてこれから、外部濾過を稼動させる事にする。濾過器の排水側チューブの接続器具を外し、口を当て吸い込む・・・吸い込む、うーん水がななかなか出てこない。
また吸い込む、うっ・・・・・・どわっと水が口の中に入ってしまった。
ここでちゅうちょしてはいけない、すぐに接続しないと水が溢れて出てくる。
それからスイッチON・・・何とか動き始めた。
水は、かなり濁っています。
他の水槽の飼育魚達に、餌を与えた残りの冷凍ミジンコ少々と顆粒状の餌を少々立ち上げたばかりの水槽に投入。
「魚が居ないのに何でそんなことするんだ」との声が聞こえてきそうですが、早くバクテリアを増やすためです(私の勝手な思い込みによりやってみる)。
その後、インフゾリアの素を付属のスプーン山盛り一杯と、嫌気性還元バクテリアを約20cc添加した。
水洗い中の大磯砂
[水洗い中の大磯砂]
大磯砂に食酢を入れた
[大磯砂に食酢を入れた]
砂の中に多孔質濾過材を入れた
[砂の中に多孔質濾過材を入れた]
セット後5〜6時間
[セット後5〜6時間]

 

大磯砂の酸処理方法については、下記ボタンリンクからご覧ください。

 

底面濾過による脱窒実験PARTU水槽セット時の水槽データ

第6水槽(水草・混泳水槽)

水槽 60cmワイド水槽 60cmx45cmx45cm 105リットル水槽
濾過装置

底面式濾過器 60cm用 x 2、実際は1枚ずつ抜いているので45cm用 x 2になるが、
45cm用だとエアーダクトが高さ45cmの水槽では短いため60cm用を使用した。

 

外部濾過器 : エーハイム2○13NEW
(中身 : エーハイメック・サブストラット・フィックス・綿などを濾材コンテナに入れず、
サブストラットは2つのネットに別けて入れ、スノコを給水側・排水側両方に敷き、
そのまま本体の中にセットしている)

底砂

酸処理後の大磯砂0.7分 : 10kg ・ 0.8分 : 20kg(食酢に10日浸けておき水洗いした物)
麦飯石濾過砂中目 : 5.5kg
連続多孔質セラミック濾過材 : 0.5リットル

 

底砂厚約10cm

1日目 ・ 2日エアレーションした水 : 40リットル強
2日目 ・ 1日エアレーションした水 : 40リットル

底面濾過用エアーポンプ 2500cc/分x2
添加物

インフゾリアの素(単細胞動物性微生物群) : 付属のスプーン山盛り一杯
嫌気性還元バクテリア : 20cc
ナイトレイトマイナス : 底砂中に水にして45リットル分・外部濾過器中に水にして45リットル分
少量の冷凍ミジンコと少量の顆粒状の餌

肥料 イニシャルスティック : 60g
PH 7.3
総硬度 4
水温 24℃
照明 60cm用20wタイプx3灯→数日のうちにクールボールに変更予定
水草

マツモ、ロタラ・インディカ、 ウォーターバコパ、 ハイグロフィラ・ポリスペルマ、
アメリカン・スプライト、 アナカリス、ミクロソリウム、 ボルビティス、
レッド・ルドウィジア、 ジャイアント・アンブリア、 ウォーター・スプライト、
ピグミー・チェーン・サジタリア、 グロッソ・スティグマ、リシア、 ウィローモス
計15種類

CO2 無し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンサードリンク

page top